複雑な家庭環境で育った青年と、彼を取り巻く家族が織り成す人生模様を描いたコメディ
ストーリー:両親の離婚を乗り越えてマトモに成長した(はずの)カーター(アダム・スコット)は、仕事で成功し、恋人と素敵な毎日をすごしていた。だが、婚約した弟から「両親を結婚式へ呼んでほしい」と頼まれ、状況は一変する。子供時代のトラウマが頭をもたげ、セラピストからは自分が研究材料だったことを知らされ愕然。しかも、それぞれ再婚した両親がヨリを戻し始め、事態は思わぬ方向へ・・・。
出演:アダム・スコット、エイミー・ポーラー、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジェーン・リンチ、リチャード・ジェンキンス、キャサリン・オハラ、ジェシカ・アルバ、クラーク・デューク
★★★★★ この映画を観てつまらないと思える人は幸せな証拠!?
ちょっと感受性が強くて、複雑な家庭環境に育った人であればどことなく通じるものを感じると思います。それを押しつけがましくなく、淡々といい距離感を持って描いた秀作です。それにしても、このタイトルは軽すぎます。コメディー色を演出したかったのでしょうが、潜在的なテーマはなかなか重いですよ。
★★★★★ トリー・ヘイデン好きな人に
アメリカンホームドラマの延長線上のような感じ。とても平和で安心してみていられる。グリーのいやな先生も別の役で出てきててファニーな感じ。日本の描き方も日本人として興味深い。
★★★★☆ 結婚とはなにかを学ぶ必要性
結婚は神聖なものである。そこにロマンスを求めてはいけない。熱した金属のように情熱は熱く危険なものである。それらを冷ました状態が結婚だ。ドロドロのままでは役に立たず、輝きもしない。夫婦は冷えた金属のように冷静に自分たちの立場を見極め、子どもを育てる喜びをしらなければならない。そして、大人というのはいつまでたっても子供が年を重ねたもので、よく言う大人になれとは聖人に慣れに等しい。これらは古くから伝わるユダヤの教えを引用したようなものだが、それほどまでに結婚は難しい。しかし、なにより自分の人生を最もこの世で辛い苦しみであるのは”孤独”なことだ。昔からの形だ。日本は結婚の方式や西洋の文化を取り入れることはできても、根本的な結婚の考えを輸入することには至らなかった。これが最も教育すべきことではないかと思う。子供は国の宝だといわれるのはそれが所以だ。今の日本の老人たちも歴史や平和を勉強することはいいことだが、精神や忍耐力に欠ける。忍耐力は常に学ぶものだ。その意味をはき違えてはならない。面白いジョーク映画であった。
★★★★☆ Adult Children of Divorce
離婚が身近にあるアメリカ。正常に機能しなくなった家庭で育った主人公は物心ついた頃には自立を決心し、親とは距離を置いて生活していた。だが弟の結婚を機に再び親と関わらなくなければならなくなってハプニングが続出する。重い題材をうまくコメディで皮肉っている。デフォルメされてかなりエキセントリックな両親だが、彼らの理不尽さに屈しない主人公の姿を見ていると励まされるところがあるかもしない。
★★★☆☆ 自分が誰よりも大人だと思っている
ストーリーの展開としては、凄い盛り上がりがあるわけでもなくぼーっと観ていられます。ただ両親が不仲な家庭で育った子供の心情をうまく描けていると思いました。観るのは1度だけで十分かもしれませんが、人間観察が好きな人にはオススメな映画です。気付くことが沢山あります。
★★★☆☆ アダルトチルドレンの中でも、親が離婚した場合ってことかな
不健全な両親の元に子供が育つと、この映画の主人公みたいに、自分がなんとかしなきゃ!という不健全な考えの子供が育つ・・・というのが強く伝わった。
作品の詳細
作品名:ファミリー・アゲイン/離婚でハッピー!?なボクの家族 |
原作名:A.C.O.D. |
監督:スチュアート・ジッカーマン |
脚本:ベン・カーリン |
公開:アメリカ 2013年10月4日 |
上映時間:90分 |
制作国:アメリカ |
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