まだ、ここに愛はあるの?
■ブラッド・ピット×アンジェリーナ・ジョリー・ピット『Mr.&Mrs.スミス』以来10年ぶりの共演。そしてまさかの“最後の共同作業“に!?
ふたりが出会った映画『Mr.&Mrs.スミス』以来の共演。アンジーは監督・脚本・製作・主演をこなし、ブラピは主演だけでなく製作にも参加。そんな、ふたりにとって特別な映画になるはずだったが、まさかの“最後の共同作業”か。
■ハリウッドNo.1ビッグカップルの顛末と重ねて観てしまう衝撃作!
妻としての苛立ちや不安を夫にぶつけるシーンで、アンジーがブラピを足蹴りしたかと思えば、バスルームでの濃厚な場面ではヌードもいとわず熱演。刺激的なシーンの数々を演じるアンジーとブラピの腹の底にはいったい何があったのか!?
■精神的愛と肉体的な欲情が濃密に描かれる、大人の官能恋愛映画
愛しあっているのに、すれ違ってしまった男女の崩壊と再生。そして、若い新婚カップルが夫婦に絡むことで生まれる心理サスペンスの要素や官能的な描写も、本作の魅力。
■70年代ファッションと、ロケ地ゴゾ島の美しさ
美男美女が着こなす70年代ファッションに注目。サンローランのオーバーサイズのサングラスや、ルイ・ヴィトンのバッグ、邦題に使われた印象的な白い帽子はヴィンテージを使用している。ロケ地は、マルタ共和国のゴゾ島。入り江の美しい風景が印象的。
ストーリー:1970年代、南フランスの穏やかで絵画のように美しい浜辺に、アメリカ人の小説家ローランド(ブラッド・ピット)とその妻ヴァネッサ(アンジェリーナ・ジョリー)はヴァカンスに訪れる。ふたりの人生にもたらされた過去の不幸な出来事から妻は心のバランスを崩し、彼らの結婚は危機を迎えていた。隣の部屋にチェックインしてきた愛を謳歌する新婚カップルのレアとフランソワや、地元でカフェを経営するミシェルとその旧友パトリスたちと共に時を過ごし、彼らは人生において解決しなければいけない問題と向き合いはじめる。
出演:ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、メラニー・ロラン、メルヴィル・プポー、ニエル・アレストリュプ、リシャール・ボーランジェ
★★★★★ 情景の美しさ
まず情景の美しさがストーリーを引き立てています。ストーリーは極めて短調ですが、アクターの表情、心情の機微が物語を進展させていく様はさすがと言った感じです。非常によい映画だと思います。
★★★★★ 大人の映画
この余韻は子供には(心が)わかりません。賛否ありますが、いい映画です。
★★★★★ 素晴らしい作品です。
アメリカでは酷評で、寸前で公開劇場を減らされたそうです。しかし、私はこのような優秀な作品はなかなかないと思います。米国では、このような人の内面をじっくり見つめるような、いわばヨーロッパ的な映画作品は好まれないでしょう。日本も同じだと思います。この映画は往年のフランス映画を連想させます。ヨーロッパの映画を好きな方には評価が高いでしょう。オトナの方にじっくり見ていただきたい作品です。古いシトロエンのカブリオレというのも、なかなか無い良い選択だったと思います。時代がよくわからないのもいいですね。いつの時代でも、人、恋人たち、夫婦の心は変わらないと思うからです。若いカップル、熟年夫婦に見ていただきたい、素晴らしい作品です。
★★★★☆ 演技力勝負の映画
結婚してからいろいろと事情があって、倦怠期になるのは古今東西おんなじなんだなぁという印象ですね。映画なので、それなりにストーリーがあるんですが、この映画は急展開がほぼないので、演技力勝負ですね。演技自体は、さすがですね。映画に出てくる、覗き穴?がなんだかなぁと思えるところ。観光地としては素晴らしいところですね。
★★★★☆ 展開は単調、内容は深い
過去の出来事が何か、分かる方は早い段階から分かるでしょう。アンジーが自暴自棄になっている様子が、女性の弱さをよく表していると思います。最後には救いが見える終わり方です。
★★★☆☆ 最後の作品
元夫婦の作品としては、二作品目と思いますが、前回作品のMr.&Mrs.スミスの印象が凄かったので、今回の作品は、夫婦間でしか分かり得ない作品だと思いました。
★★☆☆☆ 雰囲気を味わいたいならぜひ
特別2人のファンではないけれど、ロケ地やファッションがオシャレそうなので観てみましたが、最初から期待と嫌な予感が…。アンジーがフランス映画が好きなのか、フランス映画っぽく、台詞少なく、雰囲気重視で作ったんだなーくらいに思ってたけど、内容はがっかりでした。驚くほど陳腐な展開になんとなく予想がついてしまうオチ。景色や色使いが良い雰囲気を出しているだけに残念でした。
作品の詳細
作品名:白い帽子の女 |
原作名:By the Sea |
監督:アンジェリーナ・ジョリー |
脚本:アンジェリーナ・ジョリー |
公開:アメリカ 2015年11月13日、日本 2016年9月24日 |
上映時間:122分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1億ドル |
興行収入:300万ドル |
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