コメディー

虚栄のかがり火

人生最大の転機は突然に・・・

人生の光と影を映し出すヒューマン・オペラ!

ストーリー:明暗をわける街ニューヨーク。ウォール街の頂点に立つトップ・トレーダー、マッコイ(トム・ハンクス)は、奔放な人妻マリアとの情事を楽しんでいた。そんなある日、治安の悪いブロンクスで、誤って黒人少年をひいてしまう。この事件をきっかけに、彼は人生最大の窮地に。逆にこの事件で3流ジャーナリストのファロー(ブルース・ウィリス)が、一躍スター記者の道を歩み始めるのだが・・・。

出演:トム・ハンクス、ブルース・ウィリス、メラニー・グリフィス、モーガン・フリーマン、キム・キャトラル、キルスティン・ダンスト、ケヴィン・ダン、ソウル・ルビネック、アダム・ルフェーヴル、ベス・ブロデリック

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 失敗作って言う奴は解ってない

確かにトム・ウルフ原作があまりに素晴らしいから、この映画は失敗した駄作みたいに語られるが、何処が?って感じだな。トム・ハンクスはミスキャストだなんて言う人が多いけど、それはトム・ハンクスを好感度高い青年としかみてないわけで、そんな非現実的なキャラクターより断然現実的すぎる方が似合うと思う。彼は「この失敗作に出たから勉強させてもらったよ」なんて皮肉めいて語るが、実際世の中の流れからこの先こういう映画の主演をする事が多くなると僕は思う。彼はただの好感青年じゃない。もっと伸縮自在な存在だよ。そしてブライアン・デ・パルマ監督はこの作品でさんざん叩かれたがそれは思うに公開されたのが1990年だからだろう。パルマ監督は先見性があり、この皮肉めいた撮り方は今現在見た方が納得できる、しっくりくるんだよな。

★★★★★ 正義と法と節度の快作

WASPの崩壊と再生を絶妙に描く快作。トム・ハンクス 、愚かさ、弱さ、脆さ、復活、勇気を名演。ブルース・ウィリス 、酔いどれ、正義、ラッキーを迷演。メラニー・グリフィス 、WASPの崩壊を、怪演。キム・キャトラル 、厭金持ち女を見事のこなす。モーガン・フリーマン 、ラストが、抜群の技。WASP、詩人、白人、黒人、マスコミ、ユダヤ人、検察、宗教家、弁護士。全ての、偽善を、ぶっ飛ばす、快作。面白すぎで、アカデミーを、ぶっ飛ばし、ラジーへ。テンポ、ストーリー、演技共、抜群。必見。

★★★★☆ 原作をうまく取り入れてます。

トム・ウルフの長編小説を、原作のイメージに忠実でありながら俳優の持ち味をうまく活かしています。映画化としては成功例だと思います。出演した俳優たちはその後大きく成長してますね。トム・ウルフの意図した混沌が原作ではもっと複雑ですが、映画ではシンプルに整理されています。ハッピーエンドっぽいのもハリウッドならではです。ニュージャーナリズムを感じることはありません。

★★★★☆ 失敗作と言われるけど

デ・パルマ、ハンクス、ウィリス、メラニー・・・・誰にとっても失敗作と言われるけど、個人的には好きだな。とくに、ぜんぜん爽やかじゃないイヤ〜な感じのハンクスが観られるのは本作だけじゃないかな?その意味でも貴重です。

★★★☆☆ うんざりした。

真実とはかけ離れた所、それぞれの人間の利害によって物事が進行していく様にはうんざりした。でも世の中こんなもんだろな〜って思いながら見てました。それと、人種差別をいちいち持ち出すシーンも日本人にはあまり親しみがない事柄なだけにちょっとうんざりした。全体的に緩やかな進行で長時間の作品だったし、内容も少々重苦しいせいかあまり物語に引き込まれない作品でした。政治経済の授業を受けてるような気分とでもいいましょうか・・・。少々眠かったです。

★★☆☆☆ ライトなコメディ…なのか?

たいして面白い作品でもないし、出演者の割に見どころもあまりない。どんでん返しもないし、スリリングでもない。お気に入りのキャストが出ているから、という理由でご覧になるならどうぞ、といったところ。そもそも脚本のせいかキャラクターがどれもいまひとつで、特にメラニー・グリフィス演じる彼女にはかなりイラつきました。

作品の詳細

作品名:虚栄のかがり火
原作名:The Bonfire of the Vanities
監督:ブライアン・デ・パルマ
脚本:マイケル・クリストファー
原作:トム・ウルフ『虚栄の篝火』
公開:アメリカ 1990年12月21日、日本 1991年6月28日
上映時間:121分
制作国:アメリカ
製作費:4700万ドル
興行収入:1500万ドル
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