スリラー

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

永遠の命を生きるヴァンパイアの苦悩と孤独が、妖しく華麗な映像によって幻想的に綴られる

ストーリー:現代のサンフランシスコ。街を見下ろすビルの一室で、インタビュアーを前に美しい青年ルイ(ブラッド・ピット)が自らの半生を語り始めた。18世紀末、最愛の妻を亡くし、絶望の淵に沈む彼の前に現れた悪魔的美貌の吸血鬼レスタト(トム・クルーズ)。彼によって永遠の命を与えらたルイは、レスタトと共に世紀末の夜をさまよう。人間の命を奪うことをなんとも思わないレスタトに対し、人間の心を捨てきれずに苦悩するルイ。だがある夜、母の亡骸にすがりつく少女クローディア(キルスティン・ダンスト)と出会ったルイは、衝動的にその命を奪ってしまう。彼女をヴァンパイアの一族に招き入れるべく新しい命を吹き込むレスタト。しかし、それは思わぬ悲劇の始まりだった!

出演:トム・クルーズ、ブラッド・ピット、クリスチャン・スレーター、キルスティン・ダンスト、アントニオ・バンデラス、スティーヴン・レイ、タンディ・ニュートン、ドミツィアーナ・ジョルダーノ、ロジャー・ロイド=パック

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 久しぶりに見ました

大好きな作品です。何度も見てます。ストーリー上はあえてトムを準主役に置くことで、キャラクターを最後の最後まで立てているのが秀逸。当時もそうでしたが、トムってこういう演技もすごいなぁと感心しました。色気が半端ない。ブラッドの美青年っぷりも見どころ。とりあえず思うのは、人間は天命を全うできてナンボですね。不老不死は辛すぎます。

★★★★★ 耽美主義者には堪らない世界

私は典型的な耽美主義者なのですが、この作品はまさにそういった私のような人間の欲望を満たしてくれるような作品でした。吸血鬼のレスタトと孤独な青年のルイの誰にも裂けることない関係。ルイがはじめて吸血してしまった少女クローディア。擬似親子のような3人の関係は次第に変化していき、やがて残酷な吸血鬼に育ったクローディアはルイの殺害を企てる。なんとなくお決まりの展開なので先が読めるのですが、これは若い頃のトム・クルーズの美しさを楽しむ作品です。終盤の勢いというか、レスタトの美しさには圧倒されます。最後のシーンを繰り返して再生し目に焼き付けました。男性の濃密な関係が好きな方や、美しいものが好きな方には価値のある作品だと思います。続編は雰囲気が違うらしいので見る気がしませんが、この作品は気が向いたら何度か見返そうと考えております。

★★★★★ 吸血鬼もので一番好きな映画

吸血鬼もので一番好きな映画で、何回も見ています。眠れない夜に、お酒飲みながら見るのに最適です(笑)色々と言われていましたが、トム・クルーズのレスタトはとても良かったと思います。ミイラと踊るシーンとか最高ですよね。ブラピもイメージ通りだったし、アントニオ・バンデラスも危険な香りが漂っていてかっこいい。これからも永く見ていく映画だと思います。

★★★★☆ 吸血鬼として闇に生きる苦悩を描いた作品。

俳優トム クルーズ主演となっていますが、出演枠でいえば主演は俳優のブラッド ピッドですね、人間であった彼がトム演じる吸血鬼に血を吸われ闇の世界で生きる吸血鬼となる、そんな彼の苦悩の歴史をインタビュー形式で紹介してゆく流れは斬新で興味深かったですねぇ、女の子の吸血鬼も登場をするのですが、彼女が可愛らしい!、時代が移りゆく様を建物やその時代の人々の衣装だけで表現出来ているのに関心をしました。

★★★★☆ 古典的なネタを現代化

この作品には、トム・クルーズやブラッド・ピット他ハリウッドの花形俳優を起用することで、エンターテインメント作品としても多くの見せ所があるが(トムやブラピのファンにとっては、ストーリー中の両者の絡み方も含めて、たまらない逸品であろう)、なによりも古典的なネタであるバンパイアものを、現在の若い映画ファンの意に添うように映像化しているという巧みさがある。その巧みさの要素は、もちろん俳優の人選も含まれるが、音楽、映像、ともかくもすべてにおいて、古典的でありながらスタイリッシュであるという点にあるように感じられる。その意味では、原作をいい意味で練り上げている。また、バンパイア・ストーリーの魅力は、恐怖と耽美の微妙な拮抗あるいは調和にあるが、この映画はそれをうまく表現している。

★★★☆☆ 美形展覧会?

タイトルだけ知ってて気になっていた映画なので観てみましたが、特に深い内容ではなく若き日のトム・クルーズやアントニオ・バンデラスの美しさを堪能するための作品という感じ。ブラッド・ピットはモテ顔過ぎてヴァンパイヤの性別不肖な闇をたたえた美しさとは別物な感じでした。当時の若手美形男優のお披露目的映画。唯一の見どころは子役として出演のキルステン・ダンストの怪演ぶり!これはすごいです。

作品の詳細

作品名:インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
原作名:Interview with the Vampire: The Vampire Chronicles
監督:ニール・ジョーダン
脚本:アン・ライス
原作:アン・ライス『夜明けのヴァンパイア』
公開:アメリカ 1994年11月11日、日本 1994年12月10日
上映時間:123分
制作国:アメリカ
製作費:6000万ドル
興行収入:2億2300万ドル
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