オーガスティン・バロウズの自叙伝を完全映画化した青春シニカル・コメディ!
魅力的な独特のスタイルで、困難を乗り越えてゆく主人公の姿を、ユーモラスに描いた物語。
ストーリー:オーガステン(ジョセフ・クロス)はアルコール依存症の父親と、有名な詩人になることを願っている、不安定な心を持つ母親と暮らしていた。ある日、母親のカウンセラー、ドクター・フィンチ(ブライアン・コックス)の元で数年間暮らすことになったオーガステンは、そこで奇妙で強烈な家族たちと忘れられない時を過していく・・・。
出演:ジョセフ・クロス、アネット・ベニング、アレック・ボールドウィン、ブライアン・コックス、グウィネス・パルトロー、ジョセフ・ファインズ、エヴァン・レイチェル・ウッド、パトリック・ウィルソン
★★★★★ 不思議
なんとなくレンタルした作品なのですが、見て良かったと想える作品でした。とにかく世界観が不思議です。映画ならではの世界だと思ったのですが、あとあと調べてみたら、実話が元になっているらしく、それにとても驚きました。ただ、観終わった後に、いろんな感情が残り、自分の人生について、考え直すようになりました。何か心に残る作品です。オススメです。
★★★★★ 「普通」の人など存在しない。
観る前の期待値が低かったせいもあるかもしれませんが、この作品は名作映画であると思います。なんとも奔放で野放図な、見た事のないアプローチに舌を巻きました。それでいて実に大らかな視点で人物達が描かれている気がします。うまく言えませんが、ロジックではない魅力というか、大きな根を張ったセンスを感じました。自己や他者に関して迷ったり、行き詰ったりある種の「生きづらさ」を感じている人には共感できたり、救われたりする映画かもしれません。人間には良いところも悪いところも同時に存在し、ちょっと接しただけでは決して分からない一面を誰もが持っている、そういう生っぽい在り様がいい感じに伝わってきました。アネット・ベニングの演技も見所のひとつだと思いました。演じ分けがすごい。一見の価値あり。好き嫌いが分かれるかもしれませんが、お勧めします。
作品の詳細
作品名:ハサミを持って突っ走る |
原作名:Running with Scissors |
監督:ライアン・マーフィー |
脚本:ライアン・マーフィー |
公開:アメリカ 2006年10月27日 |
上映時間:116分 |
制作国:アメリカ |
興行収入:700万ドル |
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