ドラマ

手紙は憶えている

70年前、家族を殺したナチスを探せ

目覚める度に失われる記憶をたぐり寄せつつ進行する復讐の旅は、やがて予想だにしない驚愕の結末へ・・・すべての謎が解き明かされるとき、あなたの見ていた世界は一転する

ストーリー:最愛の妻ルースが死んだ。だが、90歳のゼヴはそれすら覚えていられない程、もの忘れがひどくなった。ある日、彼は友人のマックスから1通の手紙を託される。「覚えているか?ルース亡きあと誓ったことを。君が忘れても大丈夫なように、全てを手紙に書いた。その約束を果たしてほしい」2人はアウシュヴィッツ収容所の生存者で、70年前に大切な家族をナチスの兵士に殺されていた。そしてその兵士は身分を偽り、今も生きているという。犯人の名は“ルディ・コランダー”。容疑者は4名まで絞り込まれていた。体が不自由なマックスに代わり、ゼヴはたった1人での復讐を決意し、託された手紙と、かすかな記憶だけを頼りに旅立つ。だが、彼を待ち受けていたのは人生を覆すほどの衝撃の真実だった・・・。

出演:クリストファー・プラマー、ブルーノ・ガンツ、ユルゲン・プロホノフ、ハインツ・リーフェン、ヘンリー・ツェニー、ディーン・ノリス、マーティン・ランドー、ナタリー・クリル

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 因果応報…

アルツハイマーを題材にした映画と勝手に受け止めて観てみたところ、とんでもない結末に!人間は何を目的に生きているのか考えさせられる映画です。

★★★★★ 一歩、一歩な凄い映画

久しぶりに凄い映画に出会えました。特撮はおろか派手な演出も一切ない。認知症である主人公は今時のアクションスターのように軽やかに動くでもなく、一歩、一歩、復習を果たす為にターゲットに近付いていきます。危うい主人公に見ている方は思わず「ジイサン大丈夫か?」と声をかけたくなり…気が付けば完全にストーリーに取り込まれていました。例えるなら、静かに、ジックリと、力強く、心に染み込む映画。安っぽい映画のような強引なストーリー展開はありません。振り返れば「アァッ!成る程!」と納得出来る仕上がりになっています。見終わった後にあなたは涙が止まらなくなるかもしれません。ショックで呆然とするかもしれません。是非、静かな夜に酒を飲みながら、この第一級のサスペンス映画を観賞して下さい。

★★★★☆ 老優の静かなる迫力を感じさせる佳作

C・プラマーとM・ランドーを軸に老優の地味だが、静かなる迫力を感じさせる佳作。現代の問題である認知症を逆手に取ったような展開は怖さすら感じた。この作品後しばらくして、M・ランドーが亡くなったことを思えば一層感慨深い。

作品の詳細

作品名:手紙は憶えている
原作名:Remember
監督:アトム・エゴヤン
脚本:ベンジャミン・オーガスト
公開:カナダ 2015年10月23日、日本 2016年10月28日
上映時間:95分
制作国:カナダ、ドイツ
興行収入:190万ドル
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