アクション

トータル・リコール

レン・ワイズマン監督、コリン・ファレル主演で大ヒットSF作品をリメイク

ストーリー:近未来。地球の表側には富裕層、裏側には労働者層が住み、世界は真っ二つに分断されていた。労働者たちは地球の“コア”を通って通勤し、機械のコマのように働いて搾取されるだけの日々。将来の希望も持てない彼らは、好みの記憶を買って自分の記憶に上書きすることで憂さを晴らしていた。ダグラス・クエイド(コリン・ファレル)もそんな労働者のひとり。美しい妻を持ちながらも、工場で働くだけの毎日にふと嫌気が差し、人工記憶センター“リコール社”を訪れる。彼が心に秘めた夢は“スパイ”。だが、記憶が書き換えられようとしたその時、突然、知らない自分が目を覚ました! これは一体どういうことなのか? 本当の自分の記憶はどこに・・・?自分さえも信じられぬまま、ダグは階級社会を覆し、世界の運命を変える戦いへと巻き込まれていく・・・。

出演:コリン・ファレル、ケイト・ベッキンセイル、ジェシカ・ビール、ブライアン・クランストン、ボキーム・ウッドバイン、ジョン・チョー、ビル・ナイ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 超アバズレ女房 vs リコール優男の最終決戦映画。

ブレード・ランナーを凌駕する世界観が圧巻。トータル・リコールなんだろ?とかもうどーでもイイ。とにかく鬼ババア = アバズレがしつけー!!観りゃわかる!!涙なしには語れない全世界の超アバズレ女房と同居するリコール優男に捧ぐ怒涛の最終決戦映画がここにある!!

★★★★★ 昔の映画とは別物と理解すれば、作品として上出来

リメイク作品だとか2作目だとか、先入観を除いて観れば、1990年に可能だったこととシュワちゃんのアクションを売り物にした映画よりもよく出来ていると思う。技術が格段に進歩しているのはともかく、追い詰められるスリル、(真似も否めないが)薄汚れた暗い街の世界観、悪くない。娯楽映画なんだから、原作がどうとかいうのも違うと思うし、楽しめればいい。

★★★★☆ これはこれで、面白い

シュワちゃんの同タイトルと比べてはいけないと思います。現在の映像技術と現代に合う脚本で作られた、別作品として観ると凄く楽しめました。ケイト・ベッキンセールの演技も、相変わらず凄いですね。もともと高画質ですが、4K HDRで出たら凄いでしょうね。

★★★★☆ いま起こっている現実とは何か、が一瞬分からなくなる仕掛けのある作品

現実とは自分の記憶の集積だ、とするならば、記憶を書き換えると現実は変わったものになる。この仮定を置いた上で物語が進む。しかし、この仮定において、映画的なトリックを作ったうえで物語が進む。結果は、見てる側は、これが書き換えられていない現実なのか、書き換えられた現実なのか、わからなくなる。この仕掛けが非常に巧妙に作られている。
この仕掛けを楽しむだけで、この映画を見る価値はあると思う。その他、物語として戦争っぽいことをしていたりするけど、正直どうでもいいです。

★★★☆☆ これは全く別物として観るべき

トータル・リコールというタイトルは間違いではない。旧作の諜報員・終わりかけた世界・支配と混沌等要点は旧作と一緒だ。だがこの作品はあまりにも綺麗すぎて旧作のようなキツめのジョークやダーク感、そして個性豊かなキャラクターたちが存在しないのだ。この作品はこの作品で一般的なアクション映画としては十分成立している。なのであえて旧作と完成度を比較させていただくと星は3個しか付けられない。全く違う作品として制作されたのであれば星4つでも問題ないと思う。評価が低い人達はきっと旧作の作風がやはり好きなのだなと感じた。

★★☆☆☆【40点】小奇麗な『トータル・リコール』

1990年の映画である奇才バーホーベン監督の『トータル・リコール』は、唯一無二のSF映画として存在感のある作品になっていると思います。(もしかしたらこの感覚自体が”おっさん化”してるのかもしれませんが…)旧作は何度もテレビ放映され、その世界観と演出の”汚らしさ”、”エグさ”にバーホーベン監督のセンスと意地の悪さを感じ、子供ながらに夢中になり、呆れかえったものです。そしてその”汚らしさ”、”エグさ”がまさに心に焼き付いた『トータル・リコール』のインパクトだっただけに、そのアクが抜かれた今作はCGが凄いとはいえ淡々と観れてしまいます。(携帯電話の例のシーンはかなり”旧作臭く”思わず釘付けになりましたが)いかんせん、旧作で強烈なインパクトを残したものが多すぎるんですよね。タクシーロボ、変装セット、火星の街、採掘機、クセのある登場人物…。(例の窒息シーンはくどいですね)今回の世界観自体すごく良いけど、そのすごさと没入感が見合っていないのがもったいない。ポテンシャルの高さを生かせなかった本当に惜しい作品です。しかしバーホーベンは凄い。『ロボコップ』に続いて『トータル・リコール』でも現代の技術だけじゃ太刀打ち出来なかった・・・。

作品の詳細

作品名:トータル・リコール
原作名:Total Recall
監督:レン・ワイズマン
脚本:マーク・ボンバック、カート・ウィマー
原作:フィリップ・K・ディック『追憶売ります』
公開:アメリカ 2012年8月2日、日本 2012年8月10日
上映時間:118分
制作国:アメリカ、カナダ
製作費:1億2500万ドル
興行収入:1億9800万ドル
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