『バイオハザード』シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチが危険な悪女を熱演したエロティックサスペンス
ストーリー:NYの吹きだまりと言われる“ヘルズキッチン”。ここで生まれ育ったキャット(ミラ・ジョヴォヴィッチ)の夢は、街から抜け出して海辺の家で暮らすこと。だが現実は45口経の拳銃やさまざまな盗難品を売りさばく故買屋を情夫のビッグ・アルと共に営んでいる。だが金を稼ぎたいキャットは、ある日、アルが嫌っているプエルトリコ人に銃をさばいてしまう。それがキッカケでキャットはアルから手ひどい暴力を受け、ついには警察のやっかいになるハメに。それをキッカケにキャットはアルから逃げ出したいと思うようになるが、独占欲が強く、短気なアルから逃げるには相当な覚悟が必要だ。そこでキャットはアルを陥れ、自分から遠ざけるための入念な計画を練るのだが・・・。
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、アンガス・マクファーデン、スティーヴン・ドーフ、アイシャ・タイラー、サラ・ストレンジ
★★★★★ 後味はすこぶる悪いが
てっきりDVの話だとばかり思ってた。スラムでの生活。生きるか死ぬかの危険な日常。そんな中で命を燃やして生きる二人。しかし、そんな過酷な環境が、歪んだ愛をつくり、依存を喚起し、カルト的な支配を構築する。男は強迫観念にかられるあまり暴力的になる。ここから立ち直る話かと思いきや、何とすべてが仕組まれた罠だったとは、本当に驚きました。あらゆるものを利用する魔性の女。必要とあらば肉を切らせて骨を絶つ自己破壊的なことまで容易くやってのける。自分のためなら非情になれる。いや〜本当に驚きました。
★★★★☆ 反則的なジャケットですねえ〜。
ミラ・ジョヴォヴィッチさんの魅力的なジャケで中身関係なく購入しそう。反則ですねえ〜、こういったジャケットは。作品は見るからにB級映画・・・、ファンは間違いなく買いですかね(笑)
★★★★☆ 最後まで守るべきは何よりも誰よりも「自分」
過激なDVシーン,過激なセックスシーン、確かに立派な「R-15作品」。ストーリーよりも、個々の過激なシーンに目が行ってしまう。我慢の限度を越えたキャットが仕掛ける「復讐」。「女の武器はHip(尻)、Rip(唇)、Tit(乳房)」という台詞があったが、まさに「手持ちの武器」全てを使って自身を守った主人公キャット。最後は我が身を守るのが第一。もう、そこには愛も義理も無かった。彼女の周りの人間模様は、思わず笑ってしまうほどのキャラクターの持ち主ばかりで楽しかった。そこそこ以外な結末ではあったが、残念ながらサスペンスというほどのサスペンスでもなかった。全体を見渡してみると、何もかもが中途半端という印象を持った。時々入る登場人物たちのカメラに向かっての独白。不自然なこと、この上なかった。
作品の詳細
作品名:ポイント45 |
原作名:.45 |
監督:ゲイリー・レノン |
脚本:ゲイリー・レノン |
公開:アメリカ 2007年4月24日、日本 2007年3月17日 |
上映時間:96分 |
制作国:アメリカ |
製作費:500万ドル |
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