コメディー

最後の晩餐/平和主義者の連続殺人

世界平和と人類愛、そして我々の正義のために…死んでイタダキます

ストーリー:共同生活を営むリベラリストの大学院生5人組は、夕食に招待した愛国心旺盛な軍人ザックをふとしたはずみで殺してしまう。平和を愛し、差別・偏見を持たない彼らが殺人の言い訳として思いついたのは、「将来、第二のヒトラーになりそうな危険思想の持ち主は、人類の未来のために抹殺すべきである」という、ムシのいい理論。殺人を正当化してしまった5人は、差別主義者たちを晩餐に招待し、片っ端から抹殺してい・・・。

出演:キャメロン・ディアス、ロン・エルダード、アナベス・ギッシュ、ジョナサン・ペナー、コートニー・B・ヴァンス、ビル・パクストン、ノーラ・ダン、ジェイソン・アレクサンダー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ アメリカの政治的背景を知ってるとすこぶる面白い作品。

非常に面白かった。アメリカの政治的背景 (左派/右派、民主党/共和党、リベラル/キリスト教原理主義)についての予備知識があって、キャメロン・ディアスファンで、少年ナイフ好き、って人に最適な、政治思想的にすこぶる面白い映画だった。人の価値を値踏みしていいのか、生殺与奪権を握っていいのか、それらの答えが見つかる前に「関与者」となってしまっていいのか、良かろうとよくなかろうと、関与”してしまう”のか、という、突き詰めたところをたっぷり描写してくれている。「思想」や「政治的立場」を取り扱った作品としては極めて面白い作品だと思う。再評価を促したい。

★★★★★ ブラックコメディの傑作!

コレ、もっと話題になってもいい作品だと思うんだけど。『ライ麦畑をつかまえて』うんぬんのくだりで笑えるかどうかが、この作品を好きになるかどうかのポイント。邦題はイマイチ。「キャメロン・ディアスの最後の晩餐」とでもすればいいかな?ほんとうは主演って感じでもないけどね。

★★★★★ インテリ層の上から目線を皮肉るブラックコメディ

私はこの作品はアメリカの政治的背景がわからないと面白くないとは思わないです。人間の普遍的な部分が描かれていると思います。所謂インテリ層は自分の考えていることは大抵正しいと思っていて、彼らは自分ならもっと良いやり方が出来ると思っています。この映画はそうしたインテリ層の慢心を皮肉っているブラックコメディと捉えれば、アメリカに関する知識はなくても十分楽しめると思います。とかく自分に対する万能感は独善的に陥りがちであるという点も良く描けていると思います。それは時として他者に対して攻撃的に作用するという鋭い視点がこの映画のテーマと捉えることも出来ると思います。但し、これはアメリカの政治的背景の知識がない私の意見なので、もしかすると知っていたほうが楽しめるのかもしれませんね。

★★☆☆☆ 意外な掘出しモノ

ストーリーにも映像にも雑な部分が多々あり、紛れもないB級映画ではありましたが、今までにふと手に取って借りた映画の中では”観る前の低い期待度と観た後の満足度の落差”が上位の方でした。

作品の詳細

作品名:最後の晩餐/平和主義者の連続殺人
原作名:The Last Supper
監督:ステーシー・タイトル
脚本:ダン・ローゼン
公開:アメリカ 1995年4月5日、日本 劇場未公開
上映時間:92分
制作国:アメリカ
興行収入:40万ドル
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