コメディー

シェフ 三ツ星フードトラック始めました

「アイアンマン」シリーズ監督のジョン・ファブローが製作・監督・脚本・主演4役を務め、フードトラックの移動販売をはじめた一流レストランの元料理長のアメリカ横断の旅を描いたハートフルコメディ

ストーリー:ロサンゼルスの有名レストランで料理長を務めるカール(ジョン・ファヴロー)は、口うるさいオーナーや自分の料理を酷評する評論家とケンカして店を辞めてしまう。心配する元妻イネス(ソフィア・ベルガラ)の提案で、息子パーシーを連れて故郷のマイアミを訪れたカールは、そこで食べたキューバサンドイッチの美味しさに驚き、フードトラックでサンドイッチの移動販売をすることを思いつく。カールはイネスやパーシー、仲間たちの協力を得て、マイアミからニューオリンズ、ロサンゼルスへと旅を続けながら、本当に大切なものを見つけていく・・・。

出演:ジョン・ファヴロー、ソフィア・ベルガラ、ジョン・レグイザモ、スカーレット・ヨハンソン、オリヴァー・プラット、ボビー・カナヴェイル、ダスティン・ホフマン、ロバート・ダウニー・Jr

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 楽しめました

人気はあるものの、決められたメニューしか作れないことに不満を持ち、レストランを出る事になったシェフ(主人公)がフードトラックで気ままに料理を作って評判になる… 大まかに筋を説明するとこんな感じです。料理のシーンは丁寧でこだわりを感じます。音楽のチョイスも良いです。また、主人公の息子はフードトラックの改装や店の手伝いといった直接的な手伝いから、SNSを駆使した宣伝まで大活躍します。本当に良い子です。父親が好きなんだなぁと思わせます。他の登場人物も良い人達ばかりで、幸せな物語でした。料理のシーンは丁寧でこだわりを感じます。音楽も素敵です。ド派手なアクションや大どんでん返しのストーリーはありませんが幸せな気持ちになる映画です。監督はこの作品を本当に楽しんで作ったのだろうと思える作品です。画質の良さをそれほど求めるような作品ではないのでDVDで十分に楽しめますので、迷っているなら買って損は無いです。オススメします。

★★★★★ 音楽に合わせた料理映画

音楽に合わせて軽快に料理する様は心地よく、爽やかな気分になれます。カールを始めとする料理人たちは皆陽気で、真剣に料理に向き合う姿には愛着も芽生えます。ある評論家がきっかけで色々崩れていくのですが、その流れはなんとも現代的で暗い雰囲気ではありません。私は「わかるわかる(笑)カールの気持ち(笑)」などと思いながら、楽しく崩壊の様を見届けてしまいました。辛いはずのシーンでも、良い意味で辛さを感じさせないので、気軽に観やすい映画だと思います。家族愛や友情も描かれており、心がジ~ンとする場面もあります。明るく、爽やかな気分になれる素晴らしい作品です。ご家族やご友人、恋人なんかと一緒にご覧になってはいかがでしょうか。ただ、観賞中にどうしようもなくサンドイッチが食べたくなると思います。気を付けてくださいね。

★★★★★ お腹は減るけどハッピーになれる!

途中からお腹が減って、出てくる料理全部食べたい!って見悶えました。料理や料理人を誠実に撮った良い映画です。ロードムービーなイメージで見ましたが、仮定が思ったよりしっかり描かれてて、旅自体はわりとシンプルな感じを受けました。でも内容がしっかりしてるのでドタバタ劇を純粋に楽しめました。完璧な人間ではない主人公ながら、好きな料理に向き合う姿勢は、好きなことを仕事にした何かしらのクリエーターさんなら、作りたい欲や、忙しくも楽しい高揚感、プライドや葛藤といったいろんな部分で共感できるのでは。もうひとつの主軸である息子との距離も、お互いに不器用ながら成長させあってる感じがほほえましいです。また、出てくる人それぞれ悪い人ってわけでなく愛らしいキャラな感じも好きです。細かいこというと、知名度ある役者さんいなくてもいいなと勝手ながら思ってしまったのと、もと奥さん美人でいい人すぎじゃないかと穿って見てしまいそうなとこはありましたが、キューバの影響が強いマイアミの独特な感じや途中途中の街のなど、ローカルなアメリカな雰囲気も感じれて、後半の陽気な音楽と世界観、かつ美味しそうな料理で、見たらハッピーになれる映画と感じました。

★★★★☆ Happyテイストたっぷりに味付けされた物語

実に心が和み、Happyな気分になれる映画です。物語全編、ゴキゲンな音楽と共にハートウォーミングたっぷりな描写で描かれていて、観終わった後は心地良い余韻に浸れます。物語は随所に美味しそうな料理の映像を盛り込みながらテンポ良く進んでいき、SNSの便利さや怖さを面白おかしく劇中に盛り込んであるのも見所の一つです。そんな楽しくてユーモア溢れる物語の中にも、人生の厳しさや辛さを盛り込みながら、ドン底に落ちた主人公が一代奮起して頑張る姿は胸に熱く響きます。また、劇中、疎遠になっていた親子の絆の再生や、主人公を支える仲間達の友情、主人公の情熱溢れる仕事ぶり等は、観ていて心温まります。というわけで、制作当時、御年77歳(現80歳)になられた、ダスティン・ホフマンのご健在な姿を見れた嬉しい映画でもあり、Happyテイストたっぷりに味付けされた心和む映画だと思います。

作品の詳細

作品名:シェフ 三ツ星フードトラック始めました
原作名:Chef
監督:ジョン・ファヴロー
脚本:ジョン・ファヴロー
公開:アメリカ 2014年5月9日、日本 2015年2月28日
上映時間:115分
制作国:アメリカ
製作費:1100万ドル
興行収入:4500万ドル
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