ドラマ

運び屋

巨大麻薬組織から一目置かれ、全米の警察が必死で捜す一度に13億円のドラッグを運ぶ“伝説の運び屋”の正体は…90歳の老人だった

ストーリー:家族と別れ、孤独で金もなく、経営する農園には差し押さえの危機が迫っていた。そんな時に、ある仕事が舞い込む。ただ車を運転すればいいだけの訳もない話だ。しかしアールが引き受けてしまったのは、実はメキシコの麻薬カルテルの“運び屋”だった。たとえ金銭的な問題は解決しても、過去に犯した過ちが、アールに重くのしかかってくる。捜査当局やカルテルの手が伸びてくる中、はたして自らの過ちを正す時間は彼に残されているのか・・・。

キャスト:クリント・イーストウッド、ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン、マイケル・ペーニャ、ダイアン・ウィースト、アンディ・ガルシア、イグナシオ・セリッチオ、タイッサ・ファーミガ、アリソン・イーストウッド

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ いい作品です

一言でいえば、良かった!最後の終わり方も良いし、時間を空けてまた見ると思います。

★★★★★ ジジイのくせにカッコイイ。

よかったですよ。クリント爺さん頑張ってます。でも隠す事の出来ない衰えを逆手にとったのかな?とか意地悪な事も思いますが。でも、男らしさってこうゆう事なんだよって背中で語ってます。カッコイイ爺さんです。

★★★★★ 予想外に良かった。

イーストウッド監督作品はつねに重厚・丁寧にできていて完成度が高く、失敗作がまったくと言っていいほど無いが、中身の方は「共助」「自己犠牲」「困難に立ち向かう勇気」の大切さを説き、最終的にはヒロイズムを称えるアメリカの開拓魂の教科書みたいになってしまうのが多い(「グラン・トリノ」とか)ので、本作も、保守的な頑固ジイサンがマフィアの運び屋になるも、最後にはヒロイズムに目覚め、捜査官と協力し合いながらマフィアにギャフンと言わせる展開になっていくんだろうと予想したが、これが良い意味での大ハズレ。これまでのイーストウッド映画ではありえないほどに自然体な展開で、主人公も堕落・利己・背徳・背信の誘惑に負けてしまう生臭いジイサンだし、ヒロイズムに目覚めるような勇ましくもわざとらしい展開にはならんし、最後にはジイサンもそれなりに断罪されるし、ジイサンを演じるイーストウッド自身も「枯淡の境地」とはこういうことかと思わせるほどに気負いの無い演技で、監督としても俳優としても掛け値なしにイーストウッドの最高作である。当初は期待もせずに暇つぶしでレンタルで観たが、予想外に良かったので本商品を購入した。イーストウッド監督作の中でソフトを購入したのは、初監督作「恐怖のメロディ」に次いで2本目だ。それにしても最近は、イーストウッド(1930-)の本作(2018年)といい、バート・レイノルズ(1936-2018)の「ラスト・ムービースター」(2017年)といい、ジャン=ルイ・トランティニャン(1930-)の「男と女・人生最良の日々」(2019年)といい、往年のスター俳優が人生の終焉期を迎え、役柄に託して自身の人生を客観視するような映画が立て続けに公開されている。頑迷・固陋・認知症など、老残を堂々と演じ切る彼らの歳のとり方は、まさに「本物」のスターたるゆえんだ。

★★★★☆  頑固老人役が似合うイーストウッド

『グラン・トリノ』で元軍人の堅物な老人を演じたのを最後に、役者を引退して監督業に専念すると宣言していたクリント・イーストウッドが、自身の監督作品としては10年ぶりとなる本作で役者復帰を果たしましたが、脚本を書いたのが『グラン・トリノ』のニック・シェンクと知って納得で、主人公の麻薬カルテルの運び人となった老人は、イーストウッド以外には考えられないはまり役でした。本作の主人公は『グラントリノ』と同じく頑固(原題「MULE」の意味)な老人ですが、人間嫌いな『グラントリノ』の主人公と違って、家庭を顧みずに自由気ままに生きてきた外面の良い好好爺であるために、犯罪に加担して暴力的な人物が数多く登場しますが、仄々とした雰囲気でストレスなく観られる作品に仕上がっています。大量の報酬に目がくらんで、麻薬の取引量が増え続けても罪の意識なしに荷を運び続け、犯罪に染まった金を得意げに家族や友人に振る舞う主人公の行動は決して褒められたものではありませんが、残り少ない人生を楽しんでいる老人の姿からは、社会との関わりの中での人間の在り様を考えさせられます。今年90歳になるイーストウッドが毎年精力的に映画を撮り続けられるのは、自身で脚本を書いていないからで、演出家としては超一流ですが、本作が何一つアカデミー賞の候補に上がっていないように、本国では日本ほど(特にキネマ旬報)映画作家として評価している評論家や映画関係者が少ないのはそのためだろうと思います。

作品の詳細

作品名:運び屋
原作名:The Mule
監督:クリント・イーストウッド
脚本:ニック・シェンク
公開:アメリカ  2018年12月14日、日本 2019年3月8日
上映時間:116分
制作国:アメリカ
製作費:5000万ドル
興行収入:1億6400万ドル
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