ラブ・コメディ

アラフォー女子のベイビー・プラン

“子どもが欲しい”アラフォー独身女性が見つけた運命の相手とは!?

ストーリー:NYで仕事に没頭してきたアラフォー独身女性のキャシ―(ジェニファー・アニストン)。ある日、彼女は自分の“子どもを産む”ことを決意する。男友達で親友のウォーリー(ジェイソン・ベイトマン)は大反対だが、計画は進んでしまう。そんなウォーリーは彼女のパーティーでヤケになって酔っぱらいドナーの精子をうっかりこぼし、自分のものと交換してしまう。それから7年。子どものために田舎へ戻っていたキャシ―は、再びNYへ帰ってくる。あの夜の記憶がまったくないウォーリーは、キャシ―の息子に、自分との共通点を見つけるが…。

出演:ジェニファー・アニストン、ジェイソン・ベイトマン、ジェフ・ゴールドブラム、ジュリエット・ルイス、パトリック・ウィルソン、トッド・ルイーソ、カロリン・ダヴァーナス、スコット・エルロッド

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ネガティブな人が見ると、少し気分良いかも

タイトルから、女性の物語かと思えば、男性が主人公でした。この男性がいい人なんだけど、イケてないネガティブさん。精子提供が物語の中心にありますが、この人が現実と向き合ってどう行動するかというのがテーマだと思います。 この男性、一言多いし、タイミング悪いし、パーティ苦手だし、と自分にもこういう失敗談があるなーと思って、女性の私でも感情移入してみれました。「え、今それ言っちゃうの?」みたいなシーンがわんさか、笑。ストーリーは分かりやすく、子供役はかわいいし、脇役の方もステキで、後味が良い映画です。

★★★★★ くだらない話かと思いきや

三流映画のような邦題とパッケージとは大違いの、意外にも深い中身のある映画でした。ジェニファー・アニストンが演じる主役女性は、ドラマ「フレンズ」のレイチェルに似ていて、猪突猛進気味 & 明るく前向きで憎めないタイプ。コミカルタッチな出だしには、たしかに、フレンズに似た雰囲気はありました。けれど、話が進んでいくにつれ、深堀された内容に、子どもとの向かい方、人との向き合い方を考えさせるシーンが多くなり、だんだんと見るこちらも真剣に。子どもが嫌だ、と言っているときにどう対応する? 学校でいじめられていたら何てアドバイスする?寝かしつけのひととき、散歩中の会話、子どもしかしないような思いつき。子どもがよくやる「あるある」がさりげなく織り込まれていて、そのあたりが、ストーリーに妙なリアリティをもたせてきます。表情豊かなジェニファー・アニストンはもちろん、思いを心に秘めがちな、でも人情にあふれた心やさしい主役男性を演じたジェイソン・ベイトマンが好演。まっすぐな瞳で大人に向かってくる子ども役も秀逸です。(重ねてきた年の重みを感じさせる上司役のジェフ・ゴールドブラムもいい感じ。)くだらない話かと思いきや、 子どもとの向き合い方、自分の人生との向き合い方を考えさせてくれる、意外にも上質な映画です。

★★★★★ 邦題が完全に間違い

邦題のおかげでものすごく損している映画。精子提供をうけて出産したこどもと、そのママと、その遺伝学上の父との関係を描いたとても良いお話。育児をしている30-40代のママなら、ぐっとくるシーンが盛りだくさんだと思う。

★★★★★ タイトルで損してる!!良い映画だよー!

年増女のドタバタコメディかと思いきや、いろいろ考えさせられた!日本では絶対誰も触れないような話を子供にさせてるとこは最高に素敵だと思った。フォアグラや毛皮がどう作られてるのか考えもしない、毎日殺処分される動物達を見て見ぬふり、上っ面だけ良い人な薄情な日本人には響かないかもしれないけど、コメディにそんな残酷な現実を織り交ぜてくれた監督に拍手!ストーリーも結構面白かった。何より子役の子がまぁ~カワイイ!そしてホントそっくり!何はともあれ見て損はない。タイトルがおバカで損してるけどね。キャストもなかなか良い人でかためてます。しかしみんな老けたなぁ~(笑)

★★★☆☆ 妊娠出産の期間はカットです。

恋人は居ないが子供は欲しい。という事で精子を購入し、産んで一人で育てよう。という女性と、その彼女を好きなあまり、提供者の精子と自分の精子をこっそり交換し、彼女に自分の子供を孕ませちゃった男友達の話。正直、日本では出来ない事をテーマにしている為、こういった話が身近に全く無く感情移入はしにくいかも。ただ不妊や高齢出産へ不安等、女性の妊娠出産に対する危惧は何処の国も一緒の様で、女性のデリケートな心理を少し理解出来た気がしました。ただ、ヒロインの妊娠出産期間の模様はスッパリ切られていて、いきなり7年後の話になってしまうので、妊娠出産の葛藤を見たい人にはオススメ出来ない。あくまでもシングルマザーの精子提供にまつわるドタバタや、自分の子だと言えない主人公の葛藤などをメインに描いたラブコメ。個人的には可もなく不可もなくといった感じでした。

作品の詳細

作品名:アラフォー女子のベイビー・プラン
原作名:The Switch
監督:ジョシュ・ゴードン、ウィル・スペック
脚本:アラン・ローブ
公開:アメリカ 2010年8月20日
上映時間:102分
制作国:アメリカ
製作費:1900万ドル
興行収入:4900万ドル
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