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大丈夫、人生のシナリオはいつだって書き直せる

ストーリー：アカデミー賞脚本賞に輝き、一夜で名声を手に入れたキース・マイケルズ(ヒュー・グラント)。しかし、それから15年もの間、全くヒット作に恵まれない。妻にも逃げられ、一人息子とも会えず、遂には電気すら止められてしまう。彼は仕方なく、エージェントから紹介された、NY北部の田舎町ビンガムトン大学のシナリオコースの講師を引き受ける。懇親会では酔っ払って女性教授ウェルドン(アリソン・ジャネイ)に暴言を吐き、学生は好みのタイプの女学生カレン(ベラ・ヒースコート)たちを選ぶなど、やりたい放題。再三大学の学科長のラーナー(J・K・シモンズ)に忠告を受ける始末。だが、娘を育てながら復学をしたシングルマザーのホリー(マリサ・トメイ)を筆頭に、生徒たちは真剣。そんな心から映画を愛する彼らの情熱に触れるにつれ、キースの心の中でも何かが変わり始める・・・。人とのつながりで学んだ最も大切な人生のシナリオとは・・・。

出演：ヒュー・グラント、マリサ・トメイ、ベラ・ヒースコート、J・K・シモンズ、クリス・エリオット、アリソン・ジャネイ、　アニー・Q、アヤ・ナオミ・キング、エミリー・モーデン、スティーヴン・カプラン、ダマリス・ルイス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★　シワが素敵な二人。

ヒュー・グラントとマリサ・トメイ、年を重ねた二人のシワっぽい笑顔が素敵ですね。生徒たちや講師陣も個性的で面白いし、授業を通して映画の素晴らしさが描かれているところもいいなと思いました。幸せな気持ちになる作品です。ぜひエンドロールが終わるまで見て欲しい。

★★★★☆　哀愁と皮肉がせめぎあう熟年男にヒュー・グラントがはまってる

かつての栄光を背負い、でもいまはあまりぱっとしない脚本家、キース（ヒュー・グラント）の再生の物語。なんか元気になります。浮き沈みが激しい業界人とか、バブルの頃の成功が忘れられない人とか、共感できる人はとても多いのではないでしょうか。おじさんになってもイケメン、こういうキャラを演じさせたらヒュー・グラントに並ぶ人はいませんね！アイロニカルかつユーモラスなキースに見事にはまってます。シングルマザーのマリサ・トメイも良いです。年をとってもこんなふうに前向きでありたい、そんなふうに感じさせてくれる作品です。授業中の生徒とのやりとりや、手強い文学の女性教授との会話などに、名作のタイトルなどちょこちょこ出てきて、そこはかとなく映画愛も感じる作品です。

★★★☆☆　ありがちな話。

KYなハリウッド映画脚本家キース。アカデミー賞を受賞した過去の栄光を引きずり、周りの話に耳を傾けない彼が、ヒット作にも恵まれず、家族にも捨てられどん底の中、地方の大学のシナリオコースで講師として働くことになり、少しずつ彼の人生が変わっていくという、まぁよくありそうな話です。淡々と観進め、想像通りの結末で終わりました。ヒューグラントが時々見せる、すがるような上目遣いが可愛らしかったです。

作品の詳細