姿は見えないが、殺意は見える
自ら実験台となって透明人間になった天才科学者を襲う悲劇を描いた、ポール・バーホーベン監督が贈る傑作ホラー。
ストーリー:国家最高機密に属する研究プロジェクトを率いる天才科学者のセバスチャン・ケイン(ケビン・ベーコン)。人間を透明にするというプロジェクトを進めていた彼は、ついに自ら実験台となる。ところが、“透明”の力の虜になったケインは理性を失い、次第に行動は殺意を帯びてエスカレートしていく・・・。
出演:ケビン・ベーコン、エリザベス・シュー、ジョシュ・ブローリン、キム・ディケンズ、グレッグ・グランバーグ、ローナ・ミトラ
★★★★★ 透明人間・・・やはり、男なら・・・
一度は考える・・・女性のお風呂や、更衣室に堂々と入る・・・、ただ・・・この映画のベーコン氏は、一線を越えちゃいましたね。
★★★★★ 煩悩人間
BDでもう一度観たいと買い直した作品のひとつ。当時は驚愕ものの人体模型CG。さすがに今改めてみるとそれほどたいした事もないですが・・w。なぜあそこまで踏み外してしまったのか、主人公の心理的な暴走がこの映画を見る限りではあまり伝わってこないのが少々難ですが。メンキングなどの特典映像も豊富でロープライスなディスクにしては好意的。
まるで苦行のような、ケビンベーコンの撮影の大変さがよくわかりました。
★★★★★ おもしろい!
映画として観てもおもしろい! 好きなシーンは研究所の同僚が寝てるときにシャツをはだけさせて同僚の乳首を露わにし、胸を揉みまくるシーン。同じく同僚の元カノ?が寝てるときにシャツを脱がせてパンツを脱がし、両脚を大きく開かせるシーンはお勧めです。この二つのシーンだけでも買う価値有り!
★★★★★ 映像テクニックと演技力がすごいです。
見えない透明人間をいかに「見せる」かの、映像テクニックが面白かった。物語のテンポを殺さずに毛布・水・煙・血、さまざまな媒体を使い、デジタル技術を駆使して透明人間を「見せ」ます。ケビン・ベーコンはこのようなちょっと狂気が入ったキャラを演らせると、本当に迫力ありますね。後半ほとんど透明であっても、どんどん狂気の世界に落ちていく科学者を見せてくれました。毛布で覆った背中だけで、キャラを感じさせてくれるシーンに唸りました。メイキングが本編に劣らず面白いです。
★★★☆☆ 題材は良い
透明人間になると言う題材は良いと思う。コメディ等や色々な方向にも使える内容をサスペンスホラー系に振った作品。
色々と突っ込みたい所はあるがそんなもんなんだと思えば楽しめる映画です。序盤の小気味いいテンポと微エロが時代を感じさせて良いですね。序盤の動物や女性等は伏線かと思いきや上手に使われずに残念だと思う。もっと使い道があったのではないかと。夜勤の人を1人づつ襲って透明化させればもっと違う展開になったのではないかと感じた。
★★★☆☆ 見所は映像テクニック
「透明人間」になって見たい、そんなロマンを誰でも一度は考えないだろうか。動物を対象にした実験に成功した科学者・セバスチャン。自らを実験台にして完全なる成功を証明する賭けに出る。彼が透明になっていく映像テクニックは、思わず観を乗り出して観てしまった。此処がこの作品の一番の見所。透明人間になりモラルをなくす「男」セバスチャン。透明になった男性なら当然考えるだろうと思われる「たわいないおふざけ」が展開する。思わず笑ってしまうシーンがいくつも登場するが、監督がポール・ヴァーホーヴェンと知ればそれも納得。此処かしこに「透明人間を見せる」テクニックが溢れる。ストーリーよりも映像テクニックが見せ所の作品と言ってよいのではないか。セバスチャンは自分が元に戻れないことを理解してからは、一転して研究仲間への憎悪から悪意の塊と化す。終わり方はこれしかないだろう。「ミスティック・リバー」などシリアスな役もこなすが、こういう役も難なくこなすケビン・ベーコンに脱帽。大人がウフフと笑いながら一人で観るのがお勧めの娯楽作品。
作品の詳細
作品名:インビジブル |
原作名:Hollow Man |
監督:ポール・バーホーベン |
脚本:アンドリュー・W・マーロウ |
公開:アメリカ 2000年8月2日、日本 2000年10月14日 |
上映時間:112分 |
制作国:アメリカ |
製作費:9500万ドル |
興行収入:1億9000万ドル |
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