ひとりで夢を追うほど、強くなれない。そんな僕の背中を押してくれたのは、《家族》という名の奇跡だった・・・。
アメリカは常に新しいヒーローを求め、そして生み出してきた。彼らが起こした素晴らしい《奇跡》は、人々の心の中で永遠に輝き続ける。だがその栄光は、果たして彼らだけのものだろうか?ここに一人の男がいる。ジム・モリス。1999年のメジャーリーグで琴星のごとくデビューした、実在の剛速球投手である。当時の彼の年齢は35歳。安定した生活を捨てて自分の夢に挑戦した史上最年長ルーキーの誕生に、全米は熱狂的な喝采を贈った。そんな彼の夢を実現させたのは、実は家族の愛の力だったのである。ジム・モリスの半生を綴った小説は全米で、大ベストセラーとなり、その待望の映画化作品はロングラン・ヒットを記録。心から心へと語り継がれる家族の奇跡・・・アメリカにまたひとつ、美しい伝説が誕生した。
ストーリー:ジム・モリス(デニス・クエイド)は35歳。愛する妻と子供たち、そして、高校の教師と野球チームの監督という充実した仕事・・・この平穏な日々に不足はないはずだったが、時折、子供の頃の夢が彼の心を騒がせる。「野球選手になること」・・・それはもう捨てたはずの、遠い日の思い出。だがある日、彼の人生に転機が訪れる。ジムのくりだす剛速球に、プロ選手への扉が開かれたのだ。これまで築いてきた全てを捨てて、無謀な賭けをするなど馬鹿げている・・・跨踏するジムを決意させたのは、妻の言葉だった。「子供たちは待っているわ。誰も起こしたことのない奇跡を、あなたが起こすのを」。その日から、ジム・モリスとその家族の新たなる旅が始まったのである。
出演:デニス・クエイド、レイチェル・グリフィス、ブライアン・コックス、ベス・グラント、アンガス・T・ジョーンズ、ジェイ・ヘルナンデス、リック・ゴンザレス
★★★★★ 久しぶりに泣きました
佳作です。久しぶりに泣きました。あえてストーリーは書きません。野球に興味が無くても、共感します。特に40代の男性は必見です。これを見れば直ぐにでも元気が出てきます。うつ状態や落ち込んだ時には、この作品は特効薬になるでしょう。何故なら、この作品には生きる事の素晴らしさが、満ち溢れているからです。しかも映画の中だけでなく、現実に直ぐ身近なところに、幸せはあることを教えてくれます。映画の本当の素晴らしさを思い知らされた作品でした。
★★★★★ スポーツモノはいい!!
35歳という年齢にも関わらず、一度は捨てた夢に再びトライし、見事その夢を果たす、実話を題材にした感動の野球モノです。主演のジム役のデニス・クエイドの演技は最高です。もともと、アメリカ映画の典型的なナイスガイをやらせたら、ピカ一の彼ですが、本作では夢を秘めた、純粋な心テキサス男を巧く演じています。特に表情の演技が素晴らしいです。観ていて、「あ~この人は本当に野球が好きなんだな~」真剣にと思ってしまうほど、ジム役を熱演しています。野球モノの映画ですが、演じている出演者の表情に注目して観て欲しいです。皆、キラキラした瞳が、何よりストーリーを美しく彩っていると思います。スポーツものでよくある、親や親友との死別等の悲しい山場は存在しませんし、展開は正直なところ割と単調ですが、何故がぐいぐい物語に引き込む不思議な魅力のある映画だと思います。35歳の高校教師が、プロとしてメジャーのマウンドにたつなんて、日本じゃまずありえないことですが、そういう夢のあることが起こりうるアメリカの自由さ、チャンスさえあれば、夢も夢で終わらない・・・そういうスケール大きさを体感できると思います。
人にもよるかもしれませんが、ラストではつい感動して涙しました。感動して泣けた映画は久しかったので新鮮でした。
スポーツもので爽やか涙を流したい人にオススメです。
★★★★★ 最近人生疲れ気味の方に。
映画では「貧しく苦しい生活」の部分がかなり割愛されてしまった。前でもあとでも良いので,原作を読むことをお勧めします。とはいえ,メジャーにデビューし,初めてマウンドに立つシーンは涙なくしては観られません。テキサス・レンジャーズの本拠地(ボール・パーク・イン・アーリントン)で初舞台。地元テキサス出身でありながら敵地として踏むグラウンド。しかしレンジャーズのファンは惜しみなく喝采を・・・ここでまた涙。実際のレンジャーズの試合で,イニングの合間を利用して撮影したというから驚きです。確かレンジャーズの選手は本物であったような気がします。また,当然満員の観客も本物で,惜しみなく撮影に協力しています。さすがアメリカ,テキサス。(某大統領の!お膝元でもありますが・・・。)まあ,それはともかく一人でも,親子一緒でも,夫婦一緒でも,観ておいて損はないでしょう。勇気倍増間違いなし!
★★★★☆ 安心して見られる
制作がディズニーだけに、しっとりと見ることが出来ます。実話が元なだけに、ストーリーも面白い。主人公が様々な人たちに支えられて、子供からの夢だったメジャーリーグを目指す姿は、ハッキリ言って格好良く、そしてうらやましい!
主人公の息子役をしている子役が最高です。名前を忘れてしまいましたが・・・。最初から最後までが暖かい話で、いろんな愛を感じます。どうぞ、家族みんなで見てください。
作品の詳細
作品名:オールド・ルーキー |
原作名:The Rookie |
監督:ジョン・リー・ハンコック |
脚本:マイク・リッチ |
公開:アメリカ 2002年3月29日、日本 2003年1月18日 |
上映時間:128分 |
制作国:アメリカ |
製作費:2200万ドル |
興行収入:8000万ドル |
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