Nothing But Movies

きっといる、運命の人。

恋はクリスマス・イヴに始まり、愛はバレンタインデーに訪れる

カーラジオから聞こえる声が、その人のすべて。いまのいままで出逢ったこともない見ず知らずの相手なのに、なぜか湧き上がる不思議な感情。その時、アニー・リードのハートには、素敵な恋の魔法がかけられた・・・。

ストーリー：シアトルに住むサム(トム・ハンクス)は、愛する妻を失って以来、心の痛手から立ち直れず、不眠症に。そんな父親を心配する息子が、クリスマスの夜に全国ネットワークのラジオ番組に、電話をかけ相談し、全米の女性たちの涙をさそう。ボルチモアに住む婚約者を持つ女性(メグ・ライアン)もラジオを聴いてから、SLEEPLESS IN SEATTLE (シアトルで眠れない男性)のニックネームで呼ばれているサムのことが忘れられず「バレンタインデーにNY・エンパイア・ステート・ビルの上で待っています」と手紙を出す・・・。西海岸と東海岸に住む見知らぬ同士が恋に落ちるという最高にロマンティックなラブ・ストーリー。

出演：トム・ハンクス、メグ・ライアン、ビル・プルマン、ロージー・オドネル、ギャビー・ホフマン、ヴィクター・ガーバー、リタ・ウィルソン、キャリー・ローウェル

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★　素敵な映画でした。

今、心から愛する女性にめぐり逢えた自分が重なって、思わず感情移入してしまいました。これから先、この作品は、現在の自分の想いを、いつも思い起こさせてくれる、大切な映画になったと思います。このDVDにめぐりあえて、良かったと心から思います。

★★★★★　やっぱりおもしろい

トム・ハンクス、メグ・ライアンのそれぞれの個性が最もうまく発揮され、最もうまく組み合わされた作品といえる。
ノーラ・エフロンの洗練された脚本、演出によるところが大きいのだろうが、粋な現代のおとぎ話風にいつの間にか引き込まれて行ってしまう。この作品の下敷きとなっている”めぐり逢い”を初めとした過去の映画の薀蓄が随所に散りばめられているのも映画ファンとして楽しめる。また、それぞれのシーンで挿入されている音楽も懐かしいナンバーでうまくマッチしている。おしゃれな感覚で思いっきり楽しめる作品である。

★★★★★　僕にとっての唯一のラブロマンス

ラブロマンスはめったに見ないが、この作品はなぜか何度も見てしまう。心を癒すBGM、シアトル、ニューヨークの街の美しさや雰囲気、すべてがストーリーにマッチする。実際にシアトルを訪れ、映画のシーンに行ってみた。素敵なフローティングハウス。トム・ハンクスが子供と戯れるアルカイビーチ。心地よい風に身をゆだね、波と戯れた。振り向けばメグ・ライアンが優しく微笑んでくれる。そんなシーンにすぐ包まれてしまいそうだ。映画のような出会いがいつでも起こりそうな街シアトル。今なお新鮮でさわやかな、運命の恋物語がごく自然に現実の世界に紛れ込んでくるようだ。恋のシナリオも、巧みに演出されたムードもすべていい。アメリカで最もロマンチックな街シアトル、そして奇跡の街ニューヨークに似合う、そっと心に寄り添う傑作だ。

★★★★☆　宝くじに当たる人もいる。だから、こんなおとぎ話もあっていい。

93年の作品。トムも、メグもまだ若々しい。久しぶりに見た。いい年して、しかも男で、ということでこの映画が好きというのは少し気恥ずかしい感じもありますが、久しぶりに見て、こういうラブロマンも普遍的で魅力的だと再認識しました。「1億使ってもまだ2億」という名コピーで人気商品になったジャンボ宝くじ、それから私も買うようになりました。確率は天文学的な低さでしょうが、当たる人はいるのです。だから、この世に「めぐり逢えたら」のような運命的な恋もあるのではないでしょうか。自分がそうなれるかどうかは別にしても、そうことがありうる、と一瞬思えるだけでも、気分がいいものです。すべての映画にハッピーエンドは求めません。しかし、時々はこんな映画もみたい、そんな気にさせてくれる映画ですね。とくに、女性はメグ・ライアンの気持ちにとても感情移入できるのではないでしょうか。私にとっては、なんだかセラピーみたいな映画です。値段も手頃になったし、こういうのも一枚あっていいかな、と思っています。正直に言うと、こういう映画時々ありますね。余談ですが、『ノッティングヒルの恋人』もそんな映画でしたね。

作品の詳細