ドラマ

ストーン・コールド 影に潜む

『私立探偵マグナム』のトム・セレックが重厚な演技を魅せるサスペンスミステリー

ストーリー:マサチューセッツ州郊外の小さな町パラダイスで、射殺死体が発見された。警察署長のジェッシイ(トム・セレック)は捜査を開始するが、それをあざ笑うかのように無差別殺人事件が続発する。長年に渡る警官の勘で、ジェッシイは、ある夫婦を犯人だと直感。そして犯人の魔の手は彼にも迫っていた・・・。

出演:トム・セレック、ミミ・ロジャース、ジェーン・アダムス、レグ・ロジャース、ヴァイオラ・デイヴィス、スティーヴン・マクハティ、アレクシス・ジーナ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 良い作品

かつて日本でも深夜放送されていた『私立探偵マグナムシリーズ』の熱烈な少年ファンだった私も今や40代半ば。『そういえばセレックおじさんはどうしてるかなぁ』と軽い気持ちでネット検索してみればあるじゃないの面白そうな作品群が!ただシリーズものと知らずうっかりこの作品からスタートしたので多少の後悔はあるがそれはそれ。アメリカの田舎町を舞台にしたドラマはセレック演じるどこか陰のある警察署長と彼を取り巻く個性的な人々、そしてよく練られた脚本がとても魅力的で最期まで飽きさせることなく見せてくれる。常夏のハワイで暴れまわっていた探偵マグナムと今作の渋すぎるジェッシイストーン署長とのギャップに深い感慨をおぼえながらも、時折見せるセレックおじさんの相変わらず人懐っこい笑顔がたまらない佳作だ。

★★★★★ トム・セレックの代表作になる可能性

トム・セレックはこの作品で、ついに彼の代表作を得たようだ。主人公の彼を含め、登場人物の造形がゆきどとており、それを演じる俳優・女優も完璧だ。中でもミミ・ロジャーズは少ない登場ながら強い印象を残す。カメラマン出身の監督らしく画面の色調が実に美しい。ジャズテイストの音楽もすばらしい。

★★★☆☆ 地味ですが良かった

自分はレンタルでの視聴でした。日本未公開のTVムービーのようですが、トム・セレック主演だったので。予想外の拾い物、面白かった。いわゆる「犯人探し」のサスペンスではありませんし、終始淡々とした描写ですが退屈はしません、逆に落ち着いて観ていられたのも良かった。主人公が5年前に別れた先妻を引きずってたり、それが原因で酒に溺れた過去があったりとヒーロー然としてませんが、寡黙ながら信念を曲げない不器用な格好よさがあっていい。脇を固める俳優さん達もみんなとてもいい感じです。原作はシリーズ物らしくこれは第3作目のようです。この映画、本国での評判も良くシリーズ化が決まったそうなので日本でも観られる機会があればいいなぁ。

作品の詳細

作品名:ストーン・コールド -影に潜む-
原作名:Stone Cold
監督:ロバート・ハーモン
脚本:ジョン・ファサーノ、マイケル・ブランドマン
公開:アメリカ 2005年2月20日
上映時間:87分
制作国:アメリカ
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