スリラー

ヴィレッジ

その≪地上の楽園≫は、奇妙な≪掟≫に縛られていた・・・。何故?

1897年・ペンシルベニア州・・・その≪村(ヴィレッジ)≫は深い森に囲まれ、外の世界から完全に隔絶していた。100人にも満たない住民たちは、巨大な家族のように互いに友愛の絆で結ばれ、喜びも悲しみも全て分かち合いながら生活している。それは、さながら地上の楽園のような共同体だが、そのユートピアを守るために、村人たちは不可解な≪掟≫を遵守することを義務付けられていた。

その森に入ってはならない。

不吉な赤い色を、封印せよ。

警告の鐘に、注意せよ

「なぜ掟は作られたのか?」、「タブーを犯せば、どのような災いが生じるのか?」・・・村人たちの誰一人として、その答えを知らなかった。それは何の根拠もない迷信や言い伝えに過ぎないのだろうか・・・?そして今、エデンの園のアダムとイブが”禁断の果実”を食べたように、ひと組の恋人たちによって村の《掟》が破られようとしていた。彼らが”禁断の森”に足を踏み入れたその時、かつて誰も開けたことのない扉は開かれ、、村に隠された恐るべき≪真実≫が浮かび上がる・・・。

『シックス・センス』、『サイン』で全世界を震撼させた””スリラーの奇才”M.ナイト・シャラマン監督による待望の最新作『ヴィレッジ』。外界から隔絶した<地上のユートピア>を舞台に、恐怖と愛に彩られた戦慄のストーリーが、豪華キャストの共演で幕を開ける。

キャスト:ブライス・ダラス・ハワード、ホアキン・フェニックス、エイドリアン・ブロディ、ウィリアム・ハート、シガニー・ウィーバー、チェリー・ジョーンズ、ブレンダン・グリーソン、マイケル・ピット

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 内側を見つめるシャマラン

常に迫害者、弱者からの視点で物語を描くシャマラン監督。
この監督のどんでん返しというのは主人公と「社会との接点が復活する」か「社会との接点がブツリと切られる」かの決定的瞬間を描くために有るので、そこに至るまでの見事な演出と主人公のエモーションを楽しみに行けばいいのだ。
と思っていたのだが、ところがこの映画にはそもそも外側の「社会」が存在しない。
なぜなら映画が始まる数十年前に登場人物たちが「どんでん返し」を済ませているから。
社会との接点を放棄しても幸福を得られるのだろうか?楽園を築けるのか?
と、テーマ的には今までの進行形だが、これまでは少なくとも外側を向いていた作家性、テーマが痛々しいほどに内側に向いているあたり、そろそろシャマランも脱皮時か?
主人公が物悲しい音楽をバックに森を進む姿は切なくも美しい。

★★★★★ 先入観なしで見るべし。

先入観なしで見るべきと思う。私は、暇だったので、ホラー映画を見るつもりだった。
衝撃的だった。シックスセンスと同じ監督ということは見終わるまで知らなかった。
単なる愛の映画ではない。
アーミッシュという宗教生活の意義も語られる。
非常に奥深い映画だ。
もっとも美しい画面は、アイヴィーと管理人の会話の部分だ。
You have kindness in your voice.
I did not expect that.
(あなたの声は優しいわ。想像もしてもいなかった。)
何回見ても感動だ。
音楽も静かで良い。音楽も主人公のひとつだ。
ヴァイオリンは、現在アメリカ最高のヴァイオリストのヒラリー・ハーン。
監督がいかに音楽を重視していたのかわかる。Featured violinist として監督の次に名前が出る。
主人公も頑張っているが、脇役にアカデミー賞受賞人が多く、主人公をもりたてている。

★★★★☆

スリラーの部分よりも、世界観の作り方が秀逸。
そう言った意味合いでの★4つ。スリラーとしては★2つ程です。
山中のとある村。そこでは人々が異物を畏怖し、境界や規律で安定を望む。
彼らは人の生を謳歌したいのだ。物語の「閉じた世界」はこれ以上なく完成している。
観ている内に「赤」がドクドクと不吉な色に見えてくるし、登場人物が森へ足を踏み入れるだけで禁忌の境界を越えたのだと、まるで異界に迷い込んでしまったかのようにザワザワする。
そしてラストに一気に世界が拡がる感覚。
今回、レビューを書く為に3度目の視聴を改めてしたが、シャマランは魅力的な作品を作れる監督だと再認識。
ただ、それが娯楽性のとんだモノになっているかとは別の問題なのだが(笑)

★★★★☆ ちょっぴり驚き、ちょっぴり残念

え?え?え?って感じで、最後まで進んでいきます。この村の謎が分かったときはシックスセンス程ではないけど、驚きがあり、でもちょっぴり残念感がありました。この映画の最大の特徴は恐ろしいものが「見えない」ことです。ある意味人間が一番怖がるのは実は自分の頭の中にある幻想なのかもしれませんね。その恐怖に打ち勝ったのが「見えない(blind)」少女でした。これがこの映画の一番面白いところです。赤が不吉な色というのも、またまた良い感じなんですよねー。

★★★☆☆ 映像はともかく・・・。

シャラマン監督は手堅くまとめて映画を作るので期待も不安もなく観ることが出来た。
結論は・・・。微妙ですね。ベテランの俳優陣の存在感を消し去ったような演技・奥行きがないストーリー展開・雰囲気が重い演出等(これはジャンルを勘違いして観てしまう弊害か)ただつまらないわけでは決してなく、豪華な材料がうまく料理されなかったような感じかな。ベテラン監督ならではの期待を込めての辛口批評です。
どこを切っても金太郎飴見たいな、破綻しない映像も悪くないですが、よりつき抜けたターニングポイントになる作品を期待します。

作品の詳細

作品名:ヴィレッジ
原作名:The Village
監督:M・ナイト・シャマラン
脚本:M・ナイト・シャマラン
公開:アメリカ 2004年7月30日、日本  2004年9月11日
上映時間:108分
制作国:アメリカ
製作費:6000万ドル
興行収入:2億5600万ドル
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