ラブ・ロマンス

五線譜のラブレター

「夜も昼も」「エニシング・ゴーズ」「ビギン・ザ・ビギン」など、永遠のスタンダードとして語り継がれる名曲の数々を世に送り出した、天才コール・ポーターの半生を綴った珠玉のラブ・ストーリー

ストーリー:1920年代のパリ。この地で遊学の日々を送っていたコール・ポーター(ケヴィン・クライン)は、社交界の集まりで、<パリで最も美しい離婚女性>と謳われたリンダ・リー(アシュレイ・ジャッド)と運命の出会いを果たす。デートを重ね、ウィットに富む会話を楽しむふたり。交際を始めてまもなく、ポーターは、自分の同性愛をリンダに告白するが、彼の音楽の才能と優しさに惹かれていたリンダは、そのことを少しも気にとめなかった。「独立したカップルとして、ふたりで夢をかなえましょう」。リンダの言葉に心を動かされたポーターは、彼女との結婚を決意する。ホテル・リッツで豪華な結婚式をあげたあと、ポーターとリンダはヴェネチアに移り、新婚生活をスタートさせる。しかし、作曲活動のスランプを、バレエ・ダンサーとの情事で埋め合わせるポーター。そんなとき、リンダは人気作曲家のアーヴィング・バーリンをアメリカから招く。ポーターの天才ぶりに驚いたバーリンは、早速ブロードウェイ・ミュージカルの仕事をポーターに紹介する。「自信がない」とためらうポーターを、「絶好のチャンスよ。人生が変わるわ」と励ますリンダ。その予言どおり、ミュージカルを大成功させたポーターは、一躍売れっ子音楽家の仲間入りを果たしたのであったが・・・。

出演:ケヴィン・クライン、アシュレイ・ジャッド、ジョナサン・プライス、ケヴィン・マクナリー、ジェームズ・ウィルビー、ケヴィン・マクキッド、ジョン・バロウマン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ミュージカル仕立てで小気味よい!

実際のコール・ポーターのことははっきり言ってあまり知らない私ですが、十分楽しく観られる映画でした。音楽もいわゆる最近の曲しか聴いていない私にとっては、最初は違和感ありましたが、だんだん魅了されていくというか、だんだん心地よい音楽に変わっていくのがわかりました。コールとリンダの恋も切なく、徐々に固い絆となっていく様が音楽の歌詞やメロディとマッチして感慨深いものになっていました。二人の俳優、ケビンとアシュレイの演技にも心打たれました。巧い!の一言です。現代アーティストのコールの曲の再現についても賛否両論だと思いますが、私にはすごく聞きやすかったです。もっと他の曲も聴いてみたいと思っています。

★★★★★ 愛とは

愛とは何なんでしょう。それは、一人の人だけを見て愛することではない・・・のかも知れません。色んな恋愛を経てもなおその人のもとに戻ってしまう。バンジージャンプのように、命綱のリンダがあるからこそ、コールはたくさんの愛を経験出来た。それが、本当の愛なのかな?と思わせる映画でした。最後の曲は明るいから、さらにコールの孤独と悲しさがストレートに響きました。最初は単調で面白くない映画だと思いましたが、じっくり見ると色々なエッセンスが散りばめられていて、とても良い映画です。

★★★★★ 「♪ビギン・ザ・ビギン」に痺れたっ!

ケビン・クラインとアシュレイ・ジャッドが出演していて、ミュージカルや映画音楽を数多く手がけた、コール・ポーターを描くドラマという程度の予備知識でこの映画を観ました。映画が進むにつれ、大物ミュージシャンが続々と登場し、コール・ポーターの曲を歌っているのにはビックリしました。ロビー・ウィリアムズ、エルビス・コステロ、アラニス・モリセット、シェリル・クロウ、ナタリー・コールが出演しているじゃないですか!中でも、シェリル・クロウが歌う「ビギン・ザ・ビギン」は原曲をアレンジしていて、映画の中でも重要なシーンで流れているせいか、映画を観終わった後でも、曲を聴くだけで涙が溢れてしまいます・・・。

★★★★☆ So In Love

最初はぼんやりとこの映画を見ていたのだが、So In Loveが流れた途端、自然に涙が。綺麗なメロディーと切ない歌詞に涙が止まらなくなった。コール・ポーターのことはまったく知りませんでしたが映画は楽しめます。見終わった後の何ともいえない気持ちをたくさんの人に味わってもらいたい。

作品の詳細

作品名:5線譜のラブレター
原作名:De-Lovely
監督:アーウィン・ウィンクラー
脚本:ジェイ・コックス
公開:アメリカ 2004年7月2日、日本 2004年12月11日
上映時間:125分
制作国:アメリカ、イギリス
製作費:1500万ドル
興行収入:1800万ドル
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