ドラマ

インサイダー

銃声のない、荘厳なる戦場へ

スコミをも操る巨大権力を倒すため、二人の男が手を組んだ。自分を信じ、貫こうとする男達の熱き戦いのドラマ。

『ヒート』のマイケル・マン監督とアル・パチーノの最強コンビに『L.A.コンフィデンシャル』のラッセル・クロウが加わった1999年最大の話題作。アメリカの実在の事件を基に作られた本作は、登場する人物、会社及び団体等はすべて実在するという、全米に様々な波紋を投げかけた問題作である。そして、「社会性だけでなく、エンターテインメントとしてもすぐれている」とマスコミの評価も高く、20世紀の映画を振り返った時、90年代を代表する映画であると絶賛されている。

ストーリー:アメリカ3大ネットワークのひとつ、CBSの硬派報道番組として人気の高い「60ミニッツ」プデューサーのローウェル・バーグマン(アル・パチーノ)は世界の経済市場に君臨している巨大タバコ産業を番組で取り上げるために、全米第3位の売上げを誇るブラウン&ウィリアムソン社で、かつて研究開発部門の担当副社長であったジェフリー・ワイガンド博士(ラッセル・クロウ)にアドバイザーを依頼する。その時、バーグマンのジャーナリストとしての鋭い嗅覚は、彼の異常なまでの用心深さの裏に何かがあると感じていた。ワイガンドは巨大タバコ産業の存在を左右する決定的な証拠を握っていたのだ。マスコミとの接触を知った会社側は、かれと家族に圧力をかけ、その生活を脅かす。ワイガンドは会社に対する怒りと、報道の人間としての信念を貫くバーグマンへの信頼感からインタビューに応じる決意をするが・・・。

出演:アル・パチーノ、ラッセル・クロウ、クリストファー・プラマー、ダイアン・ヴェノーラ、デビ・メイザー、ブルース・マッギル、ジーナ・ガーション、ネスター・セラーノ、リップ・トーン、マイケル・ガンボン、コルム・フィオール、ワンダ・デ・ジーザス、リンゼイ・クローズ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 自分の中で名作かも・・・。

少々長い映画ですが、シリアスかつスリリングな展開にあっという間に見終わってしまいました。ぜひおすすめできる映画です。

★★★★★ インサイダーと言う言葉のイメージとはいい意味で違っていた

普段映画はそれほど見なくて、金融関係のジャンルにあったので意識を高めるために見たのですが、いい意味で見当と大きく違っていました。私だけの感覚かもしれませんが、一言で例えると、夜中の12時ごろ街を歩いていて朝になっていたという印象です。人は周りにたくさんいるけれど何処か冷たい孤独。題材としても社会派と呼ばれるような大企業が一個人を金と力で押さえつけるというような内容で興味深いですし、何よりも表現が先ほど述べたような孤独を感じさせる演出が、映画に詳しくない私では到底説明できないほど斬新で効果的で、ホラー映画のような感じもあり、今までにない感覚がありました。演出には好みもあるかもしれませんが、私はこういうジワジワくるようなのが好きです。社会は本当は大衆のためにあるはずが、いつのまにかそうでなくなっている。今の世の中のどこか感じる寂しさとか孤独感、恐怖感が凝縮されている様にも思います。

★★★★☆ 根性で観る作品

大企業の内部告発ものでかなり硬い作りになっている。それにしても企業はこんなにも脅してくるんのであろうか?結局その繰り返しであった。有名な俳優を使ってるから、テンポよく最後まで観れるが、かなり疲れる作品。

★★★★☆ 実話をもとに

実話をもとにしたストーリー展開。ありそうでなかった内容です。ラッセルは、今回の撮影のために太ったらしいですが、ラッセルなの?って思わせるほどの太りようでした。演技はさすがって感じですね。アルパチーノは冷静且つ熱いところは熱い人を演じていました。最近よく観られる映画を食ってしまうほどの熱演では無く、映画のためのアルパチーノであったと感じました。

★★★☆☆ 実話の迫力

タバコの有害性を内部告発するラッセル・クロウと、彼を支援し守ろうとするジャーナリストのアル・パチーノの、男の戦いと友情の物語。実話に基づいているだけに迫力がある。しかし内部告発の犠牲の大きさと重さに心が沈む。

作品の詳細

作品名:インサイダー
原作名:The Insider
監督:マイケル・マン
脚本:マイケル・マン、エリック・ロス
公開:アメリカ 1999年11月5日、日本 2000年5月27日
上映時間:157分
制作国:アメリカ
製作費:9000万ドル
興行収入:6000万ドル
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