ドラマ

ビューティフル・マインド

求め続け、探し続け、生き続けてきた・・・

研究に打ち込むあまり、自分の魂のありかさえわからなくなっていく1人の天才数学者。精神が極限状態に追い込まれ、壊れそうになる自分と闘いながら、やがてノーベル賞を受賞するまでの苦難の47年間を、このー篇の映画に凝縮した。彼は、いつも探していた。数学的真理を、愛を、そして、本当の自分の心を。

「ゲーム理論」の土台を完成させ、その後の経済学に大きな影響を及ぼしたノーベル賞学者、ジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニアの伝記にインスピレーションを受けて作られたこの映画は、2001年度のゴールデン・グローブ賞主要4部門(作品・主演男優・助演女優・脚本)を受賞し、今年の賞レース最前線に躍り出た。

時代は冷戦下のアメリカ。第2次世界大戦で洗練された数学的分析が暗号解読に役立ったことから、今なお張りつめた時代が、若き数学者たちに寄せる期待は大きかった。この作品は、そんな緊迫した時代に生きる天才学者の危うさを描く一方、何かを求め続ける意志の強さがすべてを克服していくさまを力強く物語る。また、現実と幻想の境を行きつ戻りつする主人公の心を、一種のサスペンスとして、きわめて映画的な手法で見せていく。

苦悩の人ジョン・ナッシュを演じたのは、ラッセル・クロウ。勇壮な演技でアカデミー賞主演男優賞をさらった『グラデイエーター』から180 度転換し、今回は内向的な生来の学者になりきった。脚光を浴びた青年時代から一転、心の関へ突入、そして再起を果たすまでの波瀾の人生を、魂のこもった演技で表現した。壊れてしまった天才を愛し、支える妻アリシアには、ジェニファー・コネリーが助演女優賞にふさわしい大人の演技を見せる。

監督は、『アポロ 13』、『身代金』などのロン・ハワード。オリジナリティあふれる作品を送り出してきたハワードが、今
回も他に追随を許さない傑作を生み出した。音楽は、タイタニックでアカデミー賞の作曲賞と歌曲賞をダブル受賞したジェームズ・ホーナーが担当。主題歌に天才少女と謳われたシャルロット・チャーチを起用するなど心に残る美しい曲が感動を呼ぶ。

ストーリー:1947年秋、ジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニア(ラッセル・クロウ)はプリンストン大学の大学院にいた。全てを支配する真理、真に独創的な着想を見つけたいと数学の研究に没頭する。数年後、あるひらめきから彼は古典経済学の創始者アダム・スミスが打ち立てた経済理論を覆す新理論にまで到達するが・・・。

出演:ラッセル・クロウ、エド・ハリス、ジェニファー・コネリー、クリストファー・プラマー、ポール・ベタニー、アダム・ゴールドバーグ、ジョシュ・ルーカス、ヴィヴィアン・カードン、アンソニー・ラップ、ジャド・ハーシュ、オースティン・ペンドルトン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ ただただ素晴らしいの一言

ラッセル・クロウの演技力は凄まじい。見事の一言。勿論、その他のキャストも素晴らしかった。最初、何の話なのか、いきなりスパイの話しが出て来て訳が分からず困惑・・・で、その意味が次第に分かり始め、途中から主人公ジョンナッシュとその妻の苦悩に胸が苦しくなった。統合失調症がどういうものかも少し分かった。前半から後半までが全て伏線であるかのよう!結末で思わず胸が熱くなった。本当に素晴らしい作品だと思う。

★★★★★ 素晴らしいです。

私には、とても素晴らしいと感じられる映画です。主人公を支える妻が、本当に素晴らしい~。どれだけ、不安を感じつつ、夫を支えて子育てをして、仕事をしてきたのだろうと思ってしまいます。主人公は、天才であり、幻覚を見る病む人であり普通と異常の境目があいまいで、そこを行きつ戻りつしてる。本人の辛さもすごいだろうけどそれを身近で見ている人の苦悩は、計り知れないです。しかし、最後のところも、幻覚、ってならないでね~~って祈って観てしまった。涙、涙、でした。

★★★★☆ 心からあふれ出る『思い』がある

いい意味で期待を裏切られた映画。実在の人物の半生を描いた内容だとは知っていたが、どのような内容かは知らないまま観始めたら『現実』と『空想』のはざまをあっちこっちとさまよう内容に振り回され、予想外の結末へ辿りつくことになり驚いた。内容を事前に調べないで観ることをおすすめする。観ていて苦しくつらい内容が多いが、ナッシュの妻アリシアを演じたジェニファー・コネリーの夫に対する献身さに救われる。この映画のタイトル『ビューティフル・マインド』は、彼女のことなのではないか?と思わせる秀逸な演技をおこない、ラストの感動的なシーンへ導いていく様は見事。もちろん、主演のラッセル・クロウもリアリティのある演技で引けをとっていないが、あえて控えめにしていることがいい結果になっている。決してこの映画は万人に受け入れられるとは思わないが、『ヒューマニズム』を信奉するテーマには共感を覚えるのではないかと思う。自分は同僚から敬意を表された場面で色々な『思い』が湧いてきたが、あなたはどうだろうか?

★★★☆☆ 主演ラッセル・クロウの演技が素晴らしい

数学者ジョン・ナッシュの伝記映画。浅学ながら、本作を観るまで彼のことは知らなかった。演じるラッセル・クロウが上手い。ストーリーの転換点では、観ているこちらも彼につられてハッと戸惑う。時の流れに合わせた老けメイクも自然で良かった。学者という地味な人選であり、ストーリーも静かに暗めのトーンで進んでいく。個人的には多少退屈な映画であった。

作品の詳細

作品名:ビューティフル・マインド
原作名:A Beautiful Mind
監督:ロン・ハワード
脚本:アキヴァ・ゴールズマン
原作:シルヴィア・ネイサー『ビューティフル・マインド』
公開:アメリカ 2001年12月21日、日本 2002年3月30日
上映時間:135分
制作国:アメリカ
製作費:5800万ドル
興行収入:3億1300万ドル
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