出逢いは、殺人のプロローグ
ストーリー:フロリダ。ある蒸し暑い夜、弁護士ネッド(ウィリアム・ハート)は散歩中の公園で白いドレス姿のセクシーな美女マティ(キャスリーン・ターナー)に魅せられる。その後、酒場で再会し、言葉を交わすようになったふたりは、夜の熱気に導かれるかのように熱く官能的な一夜を過ごし、次第に深い仲となっていく。しかし彼女にはビジネスマンとして成功を収めた夫がいた。夫が死ねば、二人は自由に愛し合うことができ、しかもマティには莫大な遺産が転がり込む。そんな彼女のふとした言葉を初めは軽くあしらっていたネッドだったが、やがて彼は本気でマティの夫を殺害しようと考え始める・・・。
出演:ウィリアム・ハート、キャスリーン・ターナー、リチャード・クレンナ、テッド・ダンソン、J・A・プレストン、ミッキー・ローク、キム・ジマー
★★★★★ 好きな映画
俳優もいい、音楽もいい、映画全体がとにかくいいとしか言いようがない。どこまでも計算づくの犯罪なのだろうが、出会った時と同じ白いドレスを着て最後にやって来たのは愛があったからだろうか、などとも考えてしまう。いやいやそんなあまちゃんじゃないだろう、とかとか、あれこれ思わされてしまうのは、悪女ぶりがそんな域にまで達しているせいだろうか。それとも、ラストでのマティ(?)の表情にはやはり哀しみが読みとれるか。悪が勝利する結末の映画ながら、決して後味は悪くなくて、何度でも繰り返して観たくなる。映画評論家が高得点を与えるかどうかは知らないが、これは名作といってもいい作品なのではないかと思う。
作品の詳細
作品名:白いドレスの女 |
原作名:Body Heat |
監督:ローレンス・カスダン |
脚本:ローレンス・カスダン |
公開:アメリカ:1981年8月28日、日本:1982年2月20日 |
上映時間:113分 |
制作国:アメリカ |
製作費:900万ドル |
興行収入:2400万ドル |
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