法で裁けぬ汚いヤツらは、この手でカタをつけてやる!
ストーリー:妻と二人の息子と幸せな生活をおくる普通の男、ニック(ケビン・ベーコン)は、立ち寄ったガソリンスタンドでギャングの襲撃に遭遇し、目の前で息子を殺されてしまう。心の傷も癒えぬまま裁判を迎えるが、納得のいく刑罰を与えることができないことを知り、法廷で裁くことをあきらめる。その後、怒りと悔しさから計らずも犯人の少年を尾行し、自らの手で復讐し、殺害してしまうが、その相手はギャングのボスのたった一人の弟だった。暴力の連鎖を止められなくなってしまったニックは、愛する家族までも巻き込んでギャングとの、“戦争”に陥っていく・・・。
出演:ケヴィン・ベーコン、ケリー・プレストン、ジョン・グッドマン、ジョーダン・ギャレット、ギャレット・ヘドランド、マット・オリアリー、アイシャ・タイラー
★★★★★ もうどうなってもいいという感覚
心の器からストレスが溢れ、すっと覚めるようにもうどうなってもいい、もう殺してやろう・・・という心理になっていく過程を描いている。「俺たちと同じだ」というビリーのセリフは単なる悪役の最後の負け惜しみにも、たとえ普通の家庭のおとうさんのような人でも一歩踏み出せば遊びで人を殺すギャングのような存在に簡単に染まってしまう危険性を訴えている暗喩のようにも見える。
★★★★★ 銃社会では無い日本でも・・・
最初は単なる復讐物かと思って居ましたが、何処にでも有る日常生活が崩れてしまうのは日本でも有るのですよね。そういう意味では考えさせられる所が有りました。自分がお父さんの立場なら同じ気持ちに成りますよね・・・。
★★★★☆ 親心としては理解できますが・・・
何時の世も理不尽なことが罷り通り悪がはびこるものです。息子を殺され復讐の鬼に変貌する父親ぶりは観ていてスカッとしますが、そもそも殺人者を釈放し無罪放免にする米国の司法体質も異常ですよね。邦題の「狼の」は無くてよかったかも。総括的に悪の根を断つ主人公の行動には協賛できました。それに米国の銃社会の現状はどうにかならないですかね?
作品の詳細
作品名:狼の死刑宣告 |
原作名:Death Sentence |
監督:ジェームズ・ワン |
脚本:イーアン・マッケンジー・ジェファーズ |
公開:アメリカ:2007年8月31日、日本:2009年10月10日 |
上映時間:106分 |
制作国:アメリカ |
製作費:2000万ドル |
興行収入:1600万ドル |
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