全ての人を幸せにしてしまう不思議なチョコレートを売る母娘の物語
ストーリー:フランスの小さな町に謎めいたヴィアンヌ(ジュリエット・ビノシュ)が娘とともにやって来た。伝統と規律を守り、日々静かに生活を送るその町で母娘はチョコレート・ショップを開店する。見たこともない美味しそうなチョコレートで溢れた店、人々は自分の好みにピタリとあわせて勧められるチョコレートにすっかり虜になる。美味しいチョコレートとヴィアンヌの不思議な魅力が、閉ざされた人々の心を解き放つ。だがそれが古き伝統を守ろうとする町の指導者の反感をかってしまう。
出演:ジュリエット・ビノシュ、ジョニー・デップ、アルフレッド・モリーナ、ジュディ・デンチ、キャリー=アン・モス、ピーター・ストーメア、ジョン・ウッド、レスリー・キャロン、レナ・オリン
★★★★★ ポジティブであり続けることの大切さ
見知らぬ村はそれなりに秩序があって日常が過ぎていく。そこにやってきた「異邦人」としての母と娘がチョコレートショップを開くものの、周囲に警戒されるが、ポジティブマインドで返すのはいつも微笑みと優しさ。そして人の心がやがてまるでチョコレートのようにとけていく。ジョニー・デップ扮するヒッピーのような外れ者がやってきて一波乱あるが、これは本筋ではなくちょっとしたつけ足し感。なんせジョニー・デップといえばあのイメージが・・・。母と娘の出自の秘密とありやなしの流浪のミッションがミステリー風なフレーバーも醸し出す。おすすめです。
★★★★★ 本当に良い映画は、コレ。
笑えて、泣けて、感動する映画。おとぎ話になりすぎず、現実的になりすぎず、道徳的になりすぎず。美しい色使いの画に、とってもオシャレな衣装と、目立ちすぎない音楽。そして、完璧な最高のキャストたち。バランスが本当に凄い。ヴィアンヌは強さも弱さもさらけ出し生きていくことの幸せと辛さを教えてくれる。他人の幸せばかり考え、酷い扱いを受けたはずなのに、神父にも寛容で優しい。アルマンドの一言一言が深いセリフには、泣けるし・・・。ジョゼフィーヌには、ふたたび自由を手に入れてどうか幸せになってほしいと、観ている人は自分を投影し希望を胸に抱く。女性は、強いんです。『力』が弱いだけで幸せになれないんだったら、男は役立たずのクソです。若い神父、アンリは最後に素晴らしい教えを説く。自分の心から。神の話じゃない…。人間の話。本当に大切なこと、とは…。『いじめ』や『現代社会の問題』を反映していながらもエンターテインメント作品として楽しい。子供と観ても安心。心洗われるし、心温まるラブ・ロマンス・ヒューマン・ドラマです。ジュリエット・ビノシュはホント色っぺーし、ホントに美しい。…何回も観ちゃう。レナ・オリンなんか、あんた『蜘蛛女』だったか?ってぐらいの別人だし・・・。アルフレッド・モリーナは狂気から紳士まで、あの瞳の使い分けは凄すぎ。
★★★★☆ 涙した
ジョニー・デップが若くカッコイイ、何度も何度も見返したくなるような作品。
★★★★☆ 幸せのチョコレート
恋愛系はあんまり好きではありませんが、これは 見終えた後 優しい気持ちになりました。今年のバレンタインデーはパートナーと一緒にチョコを食べながら見たいです!
★★★☆☆ チョコレート大好き。
この映画を観みるまで、主演のジュリエット・ビノシュがこんなに美しい人だったことに気付かなかった!なんとも言えない美しさが、この映画にぴったり。この映画の、全体的にセピア色のトーンが好きです。あまり気にならない程度に流れている音楽も素敵です。ストーリーも好きですが、美術的にも綺麗な作品だと思います。出てくる女がみんな強いのに、男は弱いのにも注目(?)です。チョコレートは、人の心までもあま~くするんでしょうかね?
作品の詳細
作品名:ショコラ |
原作名:Chocolat |
監督:ラッセ・ハルストレム |
脚本:ロバート・ネルソン・ジェイコブス |
原作:ジョアン・ハリス |
公開:アメリカ:2000年12月15日、日本:2001年5月28日 |
上映時間:121分 |
制作国:アメリカ、イギリス |
製作費:2500万ドル |
興行収入:1億5200万ドル |
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