ミア・ワシコウスカ×ニコール・キッドマンが放つ禁断のエロティックサスペンス
主演は『アリス・ワンダーランド』でアリスを演じたミア・ワシコウスカ。今回は打って変わって官能的な初ヌードを披露。監督は名作『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク。さらに脚本は、本作で「完璧な脚本」とハリウッドを驚愕させた『プリズン・ブレイク』のウェントワース・ミラーガ務める。幾つもの比類なき才能と『ブラック・スワン』のスタッフが仕掛ける、過激すぎるエンターテインメント!
ストーリー:鋭すぎる感覚を持つ少女インディア(ミア・ワシコウスカ)。彼女が18歳を迎えたとき、最愛の父が急死する。葬儀の日、行方不明だった叔父チャーリー(マシュー・グッド)が突然現れ、しばらくインディアと不仲の母エヴィ(ニコール・キッドマン)が暮らす家に泊まることに。その日から始まる、幾つもの不可思議な出来事と、周囲の人々の失踪。インディアは一連の事件の犯人はチャーリーではないかと疑いながらも、彼に惹かれていく。そんな中、おぞましい殺人事件に遭遇して・・・。
出演:ミア・ワシコウスカ、 ニコール・キッドマン、マシュー・グッド、ダーモット・マローニー、ジャッキー・ウィーヴァー、ルーカス・ティル、オールデン・エアエンライク、ラルフ・ブラウン
★★★★★ 「エロティック」ではなく、「フェティシズム」が正しい
これは、極々当たり前の、反抗期の少女に訪れる純粋な偏愛を表現した映画。その少女の純粋さ上に現れる言動、異性への感情、心の歪み、自己への目覚め・・・そんな心理描写を印象に残る映像と音楽で表現している。心穏やかに大人の階段を登る少女の世界に身を委ねて、じっくりと観て欲しい。
★★★★★ 完成度の高い筋書きとキャラクター、映像美が魅力的な作品。
変わり者で同級生から距離を置かれている少女のもとに突如現れた叔父の不思議な魅力に惹かれていく話。実際に事件が起こるまではしばらく待たされるのだが、「何かが起こりそう」な緊迫した雰囲気がうまい。家族それぞれから何かしらの異常性を感じるところが怖い。映像の撮り方がうまく、芸術性を感じさせながらもサスペンス・ホラーとしての怖さを味わえた。完成度の高い筋書きとキャラクター、映像美が魅力的な作品。
★★★★☆ おススメ!
韓国のパク・チャヌク監督の3部作の一つと聞いて購入しました。サイコ・スリラーとしてただ怖いだけではなく題名にもあるように穢れないエロチシズムを感じました。。ピアノの連弾シーンやハイヒールなど、その表現の仕方もなかなかなものだと思います。最後まで引き込まれて見ることができました。サイコ・スリラーがあまり得意ではない私にも楽しめた作品でした。
★★★☆☆ 救いが無い…
映像作品としてはとても綺麗で、引き込まれました。画で魅せて説明的な言葉が少ないので想像の余地が大きく、そういう部分は見ごたえがある作品だと思います。残酷な内容にもかかわらずタイトルに《イノセント》とあることからも、深読みすれば色々な解釈が見つけられそうです。ですが、救いは全くありません…サイコ系の要素が多く、こういうジャンルをあまり見慣れていない自分には疲れるストーリーでした。宣伝には《エロティック・サスペンス》とありましたが、エロよりも不気味さのほうが強いです。確かにヌードシーンはありましたが、精神衛生に悪そうなことこの上ないというか…。《官能的》というよりは、私的にはただ《不気味》でした。映像作品としては引き込まれましたが、救いを見つけられない、淡々とした物語でした。主人公インディアの身内の人々…特に父親が愛情のある人物として設定され、描写されていたからこそ、救いのなさがより際立っているように思いました。特にラストの、ライフル銃を構えたインディアの嬉々とした表情・・・ 気持ちが暗くなります。
作品の詳細
作品名:イノセント・ガーデン |
原作名:Stoker |
監督:パク・チャヌク |
脚本:ウェントワース・ミラー |
公開:アメリカ:2013年3月1日、日本:2013年5月31日 |
上映時間:99分 |
制作国:アメリカ、イギリス |
製作費:1200万ドル |
興行収入:1200万ドル |
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