事件の謎を解くカギは、目撃者の記憶から消えた空白の時間
ストーリー:愛する夫と離婚し、傷心の日々を送るレイチェル(エミリー・ブラント)。彼女の唯一の慰めは、通勤電車の窓から見える“理想の夫婦”だった。幸せそうな二人は、かつてレイチェルが夫のトムと暮していた家の近くに住んでいた。トムは今その家で、妻のアナ(レベッカ・ファーガソン)と生まれたばかりの娘と新しい人生を始めている。ある朝、レイチェルはいつもの車窓から衝撃的な場面を目撃する。それは、“理想の妻”の不倫現場だった。翌日、レイチェルは夫婦の様子が気になり、確認するべく駅を降りる。しかし、彼らの家へ向かったところから記憶がなくなり、気が付けば自分の部屋で大けがをして倒れていた。まもなく“理想の妻”は、死体で発見される。なぜか周囲から疑惑の目を向けられるレイチェル。どうやら、あの日の“空白の時間”に原因があるらしい。レイチェルが記憶を取り戻そうとすると、関わる人々の思いがけない秘密が明かされていく・・・。
出演:エミリー・ブラント、 レベッカ・ファーガソン、ヘイリー・ベネット、ジャスティン・セロー、ルーク・エヴァンス、アリソン・ジャネイ、 エドガー・ラミレス、リサ・クドロー、ローラ・プレポン
★★★★★ 泥沼映画
タイトルにつけたように泥沼の男女関係の映画です。主人公は、子供がなかなか出来ずアルコール依存に溺れ旦那に捨てられた女性です。このアルコール依存症によって記憶が所々抜け落ちてるので、事件が複雑になっています。また、登場人物のレベッカファーガソンとヘイリーベネットが金髪で似通った顔立ちをしてるので、物語序盤では少し人物関係が分かりづらくなっています。恐らく、物語が理解できるのが中盤から後半あたりからなので、途中までは色々推理しながら楽しめると思う。複雑な人物関係から出てくる昼ドラ?のような映画です。そういうのが好きな人は楽しめると思う。
★★★★☆ 三人の女性の運命
毎日列車から自分に縁のある家を見つめる女性と、その二軒の家にそれぞれ住む二人の女性との関係をサスペンス調で描いた話です。原作は三人の女性の独白で進んでいきますが、映画では列車の女性を中心に描いています。メイキングでスタッフが言うように、映画化が難しい原作なのだろうと思います。列車の女性はアルコール依存症で、過去の記憶がはっきりしないのですが、それを徐々に克服して自分の真実の過去に迫っていき、進むべき道を求めていきます。いろいろな事件が起こり、それに翻弄される三人の女性の哀しさを、画面によく出ている心理描写が一層際立たせていると思いました。
★★★☆☆ オチは完成されてる
終盤まで精神病の主人公が元夫の奥さんと子共にストーカーしてる感じでした。主人公は精神病のせいで記憶が曖昧で、主人公の妄想のせいで見てるこちらに憶測が生じます。オチは綺麗だったので納得できました。
作品の詳細
作品名:ガール・オン・ザ・トレイン |
原作名:The Girl on the Train |
監督:テイト・テイラー |
脚本:エリン・クレシダ・ウィルソン |
原作:ポーラ・ホーキンズ『ガール・オン・ザ・トレイン』 |
公開:アメリカ:2016年10月7日、日本:2016年11月18日 |
上映時間:105分 |
制作国:アメリカ |
製作費:4500万ドル |
興行収入:1億7300万ドル |
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