世界の余命、2年。全世界60億人が直面する「世界終末の日」
ストーリー:2009年、トップクラスの科学者のチームは、地球が間もなく滅亡に向かっているという事実をつかんでいた・・・。2012年までにできるだけ多くの人類を救出するようにと世界各国のリーダーからの要請を受けていたが、人類すべてが救出されるのは不可能だということは明白な事実だった。 ジャクソン・カーティス(ジョン・キューザック)が子供2人とイエローストーンに旅行中、偶然干し上がった湖底に建てられた巨大なリサーチ施設を発見する。そして政府が隠蔽している、「世界が滅亡へ向 かっている」という秘密を知ってしまう。ジャクソンは自分の家族、自分自身の身を守る為に必死で生き残る術を模索しはじめるが、大地震、火山の噴火、津波など次々と恐ろしい天災が地球を襲ってくる・・・。
出演:ジョン・キューザック、アマンダ・ピート、リアム・ジェームズ、 モーガン・リリー、トム・マッカーシー、ダニー・グローヴァー、タンディ・ニュートン、キウェテル・イジョフォー、オリヴァー・プラット、スティーヴン・マクハティ、ベアトリス・ローゼン、ウディ・ハレルソン
★★★★★ 人類に、いつか訪れるであろう悲しい終末
生物が誕生してから、多くの種が生まれては消えていった。過酷で無常なこの世界で、いつか必ず訪れるであろう終末。どのような形になるのかはわからないが、また、そのとき、人類はまだ今の体を維持しているのかもわからないが。ただ、どんな状態になっていようとも、人類には存続してほしいという思いを捨てきれない。せっかく、命の泉である地球から誕生しこの宇宙の存在理由を問うことができる唯一の生物になったのだから。あと、単純に人類が滅んでしまうことがただただ寂しいし、悲しい。
★★★★★ 何度も観返したいと思うのはやはり名作だからだろうな~
初めてこの映画を観た時は「なんだこの安直な展開は~」って思ったけど、なぜか心に引っかかって何度も観返してしまうんですよ~。人類滅亡的な映画やドラマとしてはありきたりなストーリーなんだけど、登場人物それぞれに置かれた状況や心情が解りやすく描かれていて、観ているものを引き込む演出がすばらしいです!
★★★★☆ 長編だけど新鮮さはない。
一大パニック映画だけれど、ストーリーに新鮮さはないし、演出にも工夫がない。とにかく楽しく見れたねって映画。今の日本の世相と一緒。上級国民は救われるが、庶民のみんなは溺れて死んじまう。この手のパニック映画では必ずとんでもな人騒がせが登場して、人類を絶望させる。そして個人の英雄的な行為によって、人類が救われるという筋書き。人間なんて亀と違って千年も万年も生きられる訳じゃあない。せいぜい生きて100年。宇宙は数千億年の時間の流れがある。人の人生なんて一瞬の火花にも劣る。あっという間もない。なのに箱舟で上級国民さまだけが大海を彷徨って新大陸に上陸してどうするの。また陸地の奪い合い。獲物の奪い合いで争いごとが起きる。戦争も起きる。同じ歴史の繰り返し。そんならいっそのこと、せっかく台地が大変動を起こすんだからみんなで死んじまおうよ。その方がよっぽどすっきりとする。生き残れば必ず良心は痛む。最後の最後まで光を見ることに絶望したらダメだなんてたわごとはよそう。自分だけ暴漢に殺されるのはダメだけど、地球がパックリと割れるんなら諦めがつく。ジタバタしない。
★★★☆☆ 選択の基準が怖い
天変地異が来るのを3年前に察知した政府が生き残る40万人をどう選ぶかのか?実際もしそうなったら、たしかに映画のように金持ちはパスをゲットするよな。巨大な船を建造する、しかも秘密裡にとなると、表の国家予算じゃないところから資金ねん出しないといかんので、とりあえずパスの交換で資金をだしてもらうというのは合理的。全員救えないんだから、黙っておこうというのも合理的。そのあたりの映画の設定がリアルで怖い。
作品の詳細
作品名:2012 |
原作名:2012 |
監督:ローランド・エメリッヒ |
脚本:ローランド・エメリッヒ、ハラルド・クローサー |
公開:アメリカ:2009年11月13日、日本:2009年11月20日 |
上映時間:158分 |
制作国:アメリカ、カナダ |
製作費:2億ドル |
興行収入:7億6900万ドル |
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