アクション

エネミー・ライン

アラビア海に浮かぶ米海軍の原子力空母USSカール・ヴィンソン。兵士たちは民族紛争が終結したボスニアの平和維持活動に当たっていた。クリス大尉は偵察飛行ばかりの単調な毎日に不満が爆発、レイガート提督の注意にも耳を貸さず海軍を辞めると言い出す始末だった。そんなある日、いつものように偵察飛行に向かったクリスは突然のミサイル攻撃を受け、敵陣のど真ん中に不時着してしまう。そこでクリスが見たものはセルビア人民軍による残虐行為だった。そして彼らは、目撃者であるクリスを捕まえるために執拗な追跡を始めたのだった・・・。

キャスト:オーウェン・ウィルソン、ジーン・ハックマン、ガブリエル・マクト、チャールズ・マリック・ホイットフィールド、デヴィッド・キース、オレク・クルパ、ジョアキム・デ・アルメイダ

視聴者の声【Amazonレビューより】

きれのある映像、ハラハラドキドキの連続です。
映画館に見に行ってからもう15年以上もすぎたけど、いまの映画より画像が進んでて見入るのはなぜだろう!!
ジーンハックマン氏が出ている映画は緊張感があり映像がとても引き締まります。
でだしから緊張の連続、眠れない夜にどうぞ!

シリーズは4作あるけど、自分的には第一作目のこの作品が、最高です。まさに、エネミー・ライン。ジーンハックマンが最高に渋くカッコいいです。海軍全面協力のシーンは見ごたえあり。

戦闘機の戦闘シーンは、迫力があってとても良かったです。空母+戦闘機好きならお勧めです。主人公の追撃者の吹き替えが無かったのが唯一残念なところです。あと、如何に主人公が生き残りをかけて戦う姿や脇役の名演技もとても良い作品だと思います。

 この作品は、主人公が米海軍の最新鋭戦闘爆撃機FA-18Fスーパー・ホーネットの航空士である事から、「トップ・ガン」の様な航空アクション映画だと宣伝されたが、実際の物語は、「逃亡者」のストーリーと「プライベート・ライアン」のアクションシーンを融合させた物だと言える。
極めて面白く、素晴らしい映画である。ボスニアに和平合意が締結された架空の近未来が舞台であり、物語には全体的に、暗く寒々しく、そしてシリアスな雰囲気が漂っている。脚本の第一稿を渡された時、監督は「クソ」だと思ったらしいが、その後手直しされて監督が納得の行く脚本が完成したのか、ストーリーも決して陳腐ではなかった。むしろ、緊迫感が画面を縁取り、次から次へと主人公に迫る敵の攻撃の嵐に、手に汗を握って画面を食い入る事は間違いなし。
アイルランド出身のジョン・ムーア監督は戦場カメラマンとしてキャリアをスタートさせたらしく、ストーリーのみならず、本職の映像も極めて丁寧に作っており、監督の戦争に対する真摯な姿勢が映画に強く反映されている。特に、ミサイルに撃墜された戦闘機から主人公達が脱出する際の、射出座席の複雑なメカニズムを描き出した点は話題になった。それ以外にも、地面に仕掛けられた地雷が連続して爆発するシーンや、セルビア軍の重厚な戦車が不気味に登場するシーンなど、心臓を直接握り潰す様な刺激的な映像が満載である。監督の秀逸なカメラ・ワークが戦場のリアルな映像にエンターテインメント性を付加し、美しい程である。
また、普段はあまり描かれない航空母艦内部の様子を覗ける点も興味深く、新鮮で格好良い。
しかし、一人の兵士を助ける為に命を掛ける兵士達が存在する事は、たとえ映画として美化されていたとしても、感動する話である。恐らく、ユーゴ空爆の際に撃墜された米空軍のパイロットを海兵隊60名が救出した実話がモデルなのだろう。

作品の詳細

作品名:エネミーライン
原作名:Behind Enemy Lines
監督:ジョン・ムーア
脚本:デヴィッド・ヴェロズ、ザック・ペン
公開:アメリカ 2001年11月30日、日本 2002年3月9日
制作国:アメリカ
製作費:4000万ドル
興行収入:9100万ドル
レビューを見る:★★★★☆(139)
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