ドラマ

シモーヌ

世界が熱狂する完全無欠の女優・・・プログラム完了! ?

脚本を手掛けた『トゥルーマン・ショー』、監督作『ガタカ』など、斬新なアイデアで世界を驚愕させるアンドリュー・ニコルが、ハリウッドを舞台にスター崇拝とマスコミの虚構を鮮烈に描き出す痛快作。

ストーリー:映画監督のタランスキー(アル・パチーノ)はスターたちのわがままにうんざりし、ある男が極秘裏に開発したCGソフト「シミュレーション1」でタランスキーの理想とする女優シモーヌ(レイチェル・ロバーツ)を創り出す。そして彼の新作にシモーヌを主演させたところ、彼女の美貌と完璧な演技に観客は一気に魅了され、一大センセーションを巻き起こす。だが、世間にその姿を見せないシモーヌをめぐってマスコミがヒートアップ。事態は予想もしない方向へ・・・。

出演:アル・パチーノ、レイチェル・ロバーツ、キャサリン・キーナー、エヴァン・レイチェル・ウッド、ジェイ・モーア、プルイット・テイラー・ヴィンス、ウィノナ・ライダー、イライアス・コティーズ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ アル・パチーノのファンになりました。。。

キャンディーの皿からチェリーグミだけを取り除く作業に没頭する落ち目の映画監督・・・そんな情けない役柄なのに、アル・パチーノの横顔からはオーラが出ていて、冒頭から惹きつけられてしまった。崖っぷちで手にした一つのディスクから生まれた完全無欠の女優、シモーヌはどんな演技も拒まず、完璧にこなす。台詞もどんな小さな仕草も監督タランスキーの思いのまま。いわば彼の分身であるはずの「コンピュータ・コード」が、あまりの魅力に世界的スターへ! 本体のタランスキーの思惑からどんどん外れていって、やがて彼を窮地に陥れるまでになってしまうまでが痛快に面白い。シモーヌ役のレイチェル・ロバーツが、人工的なムードを保ちながらも魅惑的なキャラクターを演じていて、他の“生身の”女性達との温度差がいいバランスだった。

★★★★★ ここまでウソつき通してみたい

たった1つの大きなウソ、の物語。「トゥルーマン・ショー」の脚本の方が監督・脚本だったんですねぇ。1つのウソをいかに大仕掛けでだまし続けるか、という話ですが、テンポのいい事!何か童話であったようなお話ですが、とにかく愉快で楽しい映画です。パチーノ扮する落ち目監督が、自分の名声のために利用してきたCGアクトレスのシモーヌにばかり注目が行く事にウンザリし、とうとう嫉妬からシモーヌを落とし込もうとして彼女が監督主演で撮った、という事(もちろんこれもウソ)での劇中劇「私はブタ」の映像が最高にバカで笑えるのに、絶賛されてしまう…というくだりは思わず拍手。説明しても何だか意味がわかんないですね…ややこしくて。とにかく、脚本が素晴らしい。大人の妄想を上手に突いてきてくれます。

★★★★☆ 大いなるジレンマ

何が面白いって、映画で映画産業を皮肉っているところが面白いです。シモーヌの美しさは今更言うまでもありませんが、ときどき現れるウィノナ・ライダーがいい味出しています。彼女の演技も絶品です。これまたCGに対する大いなる皮肉のような気がします。それにしても「私は豚」のシモーヌの映像は衝撃!これは必見ですね。その他、悪女を演じるシモーヌなど見所満載の面白い映画です。

作品の詳細

作品名:シモーヌ
原作名:S1m0ne
監督:アンドリュー・ニコル
脚本:アンドリュー・ニコル
公開:アメリカ 2002年8月23日、日本 2003年9月13日
上映時間:117分
制作国:アメリカ
興行収入:1900万ドル
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