スリラー

セブン

キリスト教の“七つの大罪”になぞらえた奇怪な連続殺人事件を追う二人の刑事を描いたサイコ・サスペンス!

ストーリー:ベテラン刑事サマセット(モーガン・フリーマン)と若手刑事ミルズ(ブラッド・ピット)が、殺人事件の現場に急行。被害者は大男で、食べ物の中に顔を埋めて死んでいた。死因は食物の大量摂取による内臓破裂。犯行現場には“大食”という文字が残されていた。また程なく次の死体が発見される。今度の被害者は凄腕弁護士で、現場には“強欲”と残されていた。サマセットはそれぞれに残された文字から、犯人がキリスト教における7つの大罪に因んだ殺人をしていると分析する・・・。

出演:ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン、グウィネス・パルトロー、R・リー・アーメイ、リチャード・ラウンドトゥリー、リチャード・シフ、ケヴィン・スペイシー、ジョン・C・マッギンリー、リーランド・オーサー、マイケル・マッシー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ スタイリッシュな

映像が兎に角スタイリッシュ。雨がずっと降っている陰鬱な世界観。閉塞的な街の雰囲気を味わいたいだけでも何度も観る。10代の時に見てキリスト教に非常に興味を持つようになった(個人的には仏教感なのであくまで異教として)。そして何といってもブラッド・ピット!ラストのあの怒り悲しみ虚無の繰り返すあの顔を忘れることはできない。

★★★★★ ダークなトーンのクライムサスペンス

7つの大罪をテーマに、デビッド・フィンチャー監督がダークなトーンで描くクライムサスペンス。ブラッド・ピットとの黄金コンビによる第1作目。映画史上にも残る後味の悪い衝撃のラストにも驚かされる。

★★★★☆ 独特な映像世界

独特な映像世界が魅力的です。内容もあっけない犯人逮捕(サマセットが犯人とわからず記者を蹴倒すが、観ている人はあれが犯人だとわかっちゃうところも)、結末、種明かしはわかっていてもひかれます。何故って、若い刑事サマセットがあまりにも愚かで落ちていくのがわかるから。『羊たちの沈黙』のレクターとスターリングの関係をなぞるようにモーガンフリーマンの刑事とブラピの刑事の関係があります。「よく見て、話をきいて」と最初に一言、その都度老齢の刑事はレクターのように諭、指南するが、愚かな若い刑事は最後まで人の話を聞かず、思慮に欠け、最悪の結末を迎えます。犯人のあっけない逮捕と、記者にふんしていた時もわかるはずなのにわからない。犯人も内容も、結末もあっけないほど予想できるのだが、ともかくこの若い刑事の愚かさと雨の灰色の低調和な不気味な映像世界に引きこまれました。

作品の詳細

作品名:セブン
原作名:Seven
監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
公開:アメリカ:1995年9月22日、日本:1996年1月27日
上映時間:127分
制作国:アメリカ
製作費:3300万ドル
興行収入:3億2700万ドル
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