1979年、遭遇。1986年、決戦。1992年、消滅。1998年・・・あなた復活を目撃する。
『スターウォーズ』に続いてSF映画の流れを変えた画期的な『エイリアン』シリーズは、これまでになかった戦うヒロイン、リプリーをシガニー・ウィバーが体当たりで名演し、大ヒットを記録してきた。リプリーは3作のラストで自殺したが、神をも恐れぬ軍の科学者たちは、エイリアンを武器利用するため、リプリーのクローン研究を続け、彼女を宇宙船オーリガ号に復活させる。シガニーの衝撃の登場が、また世界にセンセーションを呼び起こしている。エイリアンの酸性血液は実験室の床を溶かし、人間を襲ってくる。実験用人体を運んできた宇宙密輸団グループと行動を共にすることになるリプリーは、また複数のエイリアンを向こうに回し、勇壮なバトルを展開することになる。
製作費7000万ドル!シリーズ最高のスリル&サスペンス!
オーリガ号はパニックで、自動操縦装置に切り替えられ、エイリアンを積んで3時間後には地球に帰着する予定だった。奴らを葬らなければ地球はエイリアンに占拠される。空中爆破の方法しかないのだが、果たして可能なのか?しかもリプリーは復活したエイリアン・クイーンの巣に捕らえられてしまう。ハイパーテンス・アクションのスリルとサスペンスを加え、恐怖は前3作以上の迫力で見るものを釘付けにする。密輸団グループに謎の若い美女コールがいる。彼女の正体は・・・?人気トップのウィノナ・ライダーが公開まで極秘にされている衝撃的な役柄を演じる。2大女優の夢の競演で興行力は一段とパワー・アップ。シリーズでは初めてフルCGによる新エイリアン、卵から孵化したフェイス・バガーなどの新キャラ、そして第2作に登場したエイリアン・クイーンもカムバックし話題騒然。
映像魔術の天才ジュネ監督のビジュアル・ショック!最高のSFX!『よくぞここまでおもしろいストーリーを考えた』と驚嘆の声!
『エイリアン』シリーズは、独自の映像美学を持った優れた監督が、これまでなかった斬新な芸術感覚で取り組み、SF映画史の流れを変える秀作になったことでも画期的だった。今回は『デリカッセン』、『ロスト・チルドレン』でセザール賞作品賞など多くの賞を受賞しているジャン=ピエール・ジュネ監督選ばれた。現代世界監督の中でも独創的ビジュアル・シネ・アーティストとして最も注目を集めている天才である。シュールで異様なクリーチャーや状況設定の中に独自の美意識で人間像を描いてきた彼の才能には、シガニーもウィノナも惚れ込んでいた。ジュネの2作品で独自のカメラワークを見せ、『セブン』とアカデミー賞候補『エビータ』で見事な手腕を発揮したダリアス・コンジは今回もコンビで、派手な色彩を消した幻想美さえたたえた画面に恐怖を盛り上げる。ジュネ監督作品のレギュラー男優、ドミニク・ピノン、ロン・パールマンやダン・ヘダヤ、ブラッド・ダーリフなど強烈個性の性格派男優が2大女優と白熱の演技を見せている。
ストーリー:2470年。あの日から200年後、軍の科学者達によってリプリー(シガニー・ウィーバー)はクローンとして再生する。しかし、彼らの真の目的はエイリアンの繁殖であり、その軍事利用だった。実験は成功し、エイリアンは見事にその「復活」を遂げてしまう・・・。
出演:シガニー・ウィーバー、ウィノナ・ライダー、ロン・パールマン、ドミニク・ピノン、ダン・ヘダヤ、J・E・フリーマン、ブラッド・ドゥーリフ、ゲイリー・ドゥーダン、マイケル・ウィンコット、レイモンド・クルス、リーランド・オーサー
★★★★★ 久々に観たエイリアン!!
最初に観たのが2,その後1と3を観たけれど、4はずっと観ていないままでした。初めてエイリアンを観た時のショックはすごかったのですが、この作品も期待通りでした。もっと早く観ればよかったです!ウィノナ・ライダー演じるコールのキャラクターが魅力的でした。ニューボーン・・・、一瞬かわいそうだと思ってしまったけれど…仕方ないのか。でも全て人間のエゴ。エイリアンを作ったらそんなに利益あると思うのでしょうか!?本当の恐ろしさを見ていないから分からない、無知は怖い!エイリアン、この映画は別格にすごいシリーズだなと思います。
★★★★★ ジャン・ピエール・ジュネの妖美
ジャン・ピエール・ジュネ監督の映画制作はかなり独創的だ。まず彼は最初に映画の全体的なカラーを決める事から始めるらしい。エイリアン4の場合はグリーンとブラウンだったかな。劇中のこのカラーが実に美しい。幻想的だ。そして3で死んだ筈のリプリーの復活。クローン人間なのだが前作のアレのせいで攻撃的かつ逞しい。伝説の戦士再び。幻想的だ。ウィノナ・ライダー扮する謎めいた美女コール。このコール、成人女性なのだが美少女にも見え、4の妖しく美しくグロテスクな映像と物語の中で一際異彩を放つ存在。幻想的だ。と、幻想幻想幻想と並べてきたが私が言いたいのはこの作品は【SFお伽話】であるという事だ。それをSF超大作エイリアンでやった為、駄作扱いされてしまった。それが残念で仕方がない。もうお分りの通り、私はこの作品は好きだ。エイリアンシリーズに外れは無いと思っているし、これからも観たい。そういう意味でも4の存在は重要な位置付けにあると言っていい。この作品は新趣向、新機軸を見せてくれたのだから。エイリアン新章である。
★★★★☆ 人間とエイリアンの同化?
ヒットシリーズのエイリアンの第4作。第3作で死んだリプリーはクローン技術でよみがえります。しかし、彼女のDNAにはエイリアンの血が混ざっていました。一応人間の振る舞いをするリプリーですが、血がしたたったら床を溶かす場面がすごいです。例によって軍はエイリアンを地球に連れ帰りたがり、リプリーたちはそれに対抗します。最後に地球にリプリーが向かう時、「私にとってははじめての星だわ」というのが印象的です。地球に帰ったリプリーは、果たして人間なのか、エイリアンなのか?余韻を残すラストです。
★★★☆☆ 観るに忍びない。
このシリーズは、「2」までは楽しめたものの、「3」以降は一気に下降し、本作品でボトムラインに到達した。ホラー・SF・エンターテイメントの3本柱で基本構成されたなかなかのストーリーであったため、今回の仕上がりには閉口した。シガニー・ウィーバーをここまで「かっこいい女性」に昇華させたにも関わらず、何故「2」で完結としなかったのか・・・。どたばたしたシーンを否定される方にはお勧めできるものの、私個人としては観るに忍びない駄作。映画の位置付けも難しい。第一作目と比較すると、まるでインスタントラーメンのようだ。
★★☆☆☆ 行間のない小説みたい
結局、今まで観てなかったんで意を決して、1から通して鑑賞に臨む。脱力失笑感…(苦笑)。まぁ、とにかく頭に浮かんだことは、何故シガニーはこの作品オファーを受けたのだろうか? ということだ。普通は受けないだろう。やはり、リプリーを地球に立たせたかった?それともエイリアンの恐怖に曝されてる宇宙船内と、地球も同じなんだよというメッセージに惚れた!?それについて想像するのが興味深いところか。作品所感は・・・もういいよね!?ギーガの生み出したエイリアンというアイコンは、もうただのフリー素材。きっといつかは、クイーンならぬキングエイリアンが登場して、キングギドラと闘うんだろうなw
作品の詳細
作品名:エイリアン4 |
原作名:Alien: Resurrection |
監督:ジャン=ピエール・ジュネ |
脚本:ジョス・ウィードン |
公開:アメリカ 1997年11月28日、日本 1998年4月25日 |
上映時間:109分 |
制作国:アメリカ |
製作費:7500万ドル |
興行収入:1億6100万ドル |
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