殺人容疑者の隠された真相を描く、驚愕の法廷サスペンス!
ストーリー:マーティン・ベイル(リチャード・ギア)はお金のためならマフィアにも力を貸す辣腕弁護士。ある日の午後、マーティンは飲み屋で雑誌記者とお酒を飲みながら話をしていた。ふと視線をテレビ見向けると殺人事件の犯人の逃走劇が生中継されていた。殺されたのはシカゴ市民から愛されているカトリック教会の大司教のラシュマン。そして犯人は19歳のアーロン・スタンプラー(エドワード・ノートン)。この大事件で名を売ろうと躍起になるマーティンは彼の弁護人を買って出る。2年半前に物乞いをしていたアーロンに救いの手を差し伸べた大司教を殺す動機がどこにもない。マーティンはアーロンとの面会を重ねるにつれて彼が無罪ではないかと思い始める。ある日の午後、マーティンの部下は手がかりを探しにアーロンのアパートに向かった。部屋に入った瞬間鉢合わせた男と取っ組み合いになり大けがを負った。後日、その男を見つけ出すと彼がマーティンと同じ聖歌隊のメンバーだということを知る。そしてあるビデオテープの存在を告げられる。マーティンは大司教の部屋からそのビデオテープを見つけ出して事務所に持ち帰り再生してみると・・・。
出演:リチャード・ギア、ローラ・リニー、エドワード・ノートン、 フランシス・マクドーマンド、アルフレ・ウッダード、ジョン・マホーニー、レッグ・ロジャース、テリー・オクィン、アンドレ・ブラウアー、モーラ・ティアニー
★★★★★ ラスト5分
中盤でああ~そういう事ね。と気づき、そこからどう話を持っていくのかと思っていたら驚きました。物語の中心の男の子の演技が本当に上手い。あどけない少年かと思ったら、ゾッとするような表情もする。法廷テクニックよりもラストの一言。あの一言。家族全員が同時にえっ?と声を上げました。おすすめ映画です。
★★★★★ 犯人探しと心理戦の面白さと
『羊たちの沈黙』『推定無罪』『氷の微笑』のように素晴らしい演技力による心理戦を展開しつつ犯人や真実を追求する面白さがある。弁護士役のリチャード・ギアや脇役達は安定した演技を見せ、2千人から選ばれた容疑者役のエドワード・ノートンは、新人とは思えない好演をしている。
★★★★☆ 精神鑑定の難しさ
20年以上前の映画ですが、やっぱり面白い。しかも古さを感じさせない。カトリック教会の児童虐待の問題などいまでもリアリティー十分ありです。しかしこういう映画をみると、責任能力を問う精神鑑定の難しさを痛感します。裁判などで被告がすぐに心神喪失を訴えたりする風潮がありますが、物理的に判定できないので、精神医学とか臨床心理とかに、どうしても一種のいかがわしさを感じます。
★★★★☆ 色褪せない法廷もの
検事出身の敏腕弁護士が無償で弁護すると自ら名乗り出た案件は、99%黒と言ってもいい第一級殺人容疑がかけられた青年の無実を勝ち取る事。彼は本当に無実なのか、そして真実とは何か。衝撃の結末まで目が離せなかった。リチャード・ギアが好きでこの映画を観たが、エドワード・ノートンの演技に引き込まれた。ローラ・リニーとの法廷での白熱した弁論シーンは迫力があり格好良かった。
作品の詳細
作品名:Primal Fear |
監督:グレゴリー・ホブリット |
脚本:スティーヴ・シェイガン、アン・ビダーマン |
原作:ウィリアム・ディール |
公開:アメリカ:1996年4月3日、日本:1996年11月2日 |
上映時間:130分 |
製作国:アメリカ |
製作費:3000万ドル |
興行収入:1億200万ドル |
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