スリラー

アイデンティティー

連続する猟奇殺人。この結末は脳内を破壊する・・・

ストーリー:嵐の夜。1軒の寂れたモーテルに、行き場を失った人々が次々と駆け込んでくる。交通事故で重傷を負った女性アリス(レイラ・ケンズル)に、その夫ジョージ(ジョン・C・マッギンリー)と息子ティミー(ブレット・ローア)。アリスをはねた運転手エド(ジョン・キューザック)と、彼の雇い主である女優キャロライン(レベッカ・デモーネイ)。コールガールのパリス(アマンダ・ピート)に、新婚夫妻のルー(ウィリアム・リー・スコット)とジニー(クレア・デュヴァル)。そして最後に、警察官ロード(レイ・リオッタ)と護送中の殺人犯ロバート(ジェイク・ビジー)。管理人ラリー(ジョン・ホークス)を含め、偶然モーテルに集まった11人の男女は、やがて一人また一人と謎の死を遂げていく・・・。

出演:ジョン・キューザック、レイ・リオッタ、レベッカ・デモーネイ、アマンダ・ピート、ジョン・ホークス、クレア・デュヴァル、ジョン・C・マッギンリー、カーメン・アルジェンツィアノ、プルイット・テイラー・ヴィンス

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ どんでん返しの仕方がフェアだと私は思いました。とても印象深い名作!

人生で影響を受けた映画を一つ上げろと言われたら、この映画にしようかと思うくらい、インパクトがありました。サスペンス系は落ちの付け方が無理やりだったり、ご都合主義が過ぎることがままあると感じていますが、この作品の幕の引き方は、「確かにそういうこともあるやもしれん」と思える内容でした。まさにアイデンティティとは何なのだろうなー脳みそがこれが自分だと思えば、本人に抗うことはできないよなーとか色々考えました。

★★★★★ 面白かった!

嵐によってモーテルから身動きできなくなった11人の男女。その中の一人が死体となって発見され、自分たちの中に凶悪な殺人犯が紛れ込んでいることに気付き、大パニックに!というクローズドサークル物の王道のようなシチュエーションにかなり邪道なとある設定を加えた作品。第一の殺人が起きてからハラハラしっぱなしで更に人が死ねば死ぬほど不可解な現象や謎が増えていき、途中から画面に釘付けになる程夢中になれました。謎の解については人をかなり選ぶと思いますが序盤からそれらしき伏線が敷かれていたり、見てたら何となく分かったので、私的には全然アリでした。むしろあれらの謎に答えを出すには現実的な答えでは流石に苦しいと思いますし・・・。とにかく面白い作品ですので、ハラハラしたい!軽いホラーを見たい!クローズドサークル最高!という方は見ても損はない作品だと思います。

★★★★☆ 伏線、ミスリード、叙述トリックてんこ盛りのクローズド・サークル型ミステリー

アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』が好きな人にはたまらない感じの伏線、ミスリード、叙述トリックてんこ盛りのクローズド・サークル型ミステリー。もちろん、一切の感想、ネタバレ、情報をみずに鑑賞するのがお勧め。そして見終わった後、ミステリーとしては、ある意味、卑怯、反則な結末に愕然とするだろう。

★★★☆☆ いやまあ、分かるんだけど

えっ、そういう事だったの?という意外性は確かにある。途中ハラハラドキドキもしたし、いくらかの謎解きもあった。だからこの作品を全否定はしないけど、ただ「このオチを使うならどんなハチャメチャなストーリーでも有りになっちゃうね」とは思った。

作品の詳細

作品名:Identity
監督:ジェームズ・マンゴールド
脚本:マイケル・クーニー
公開:アメリカ:2003年4月25日、日本:2003年10月25日
上映時間:90分
制作国:アメリカ
製作費:2800万ドル
興行収入:9000万ドル
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