ドラマ

カジノ

巨匠マーティン・スコセッシ監督が欲望うごめく夢の街を舞台に、実話を基に映画化した堂々3時間の超大作

ストーリー:1973年のラスベガス。中西部のギャングからのしあがり、4つのカジノを任されるまでになったエース(ロバート・デ・ニーロ)は、ヒットマンのニッキー(ジョー・ペシ)と二人三脚で首尾よくことを進めてきた。しかし、妖艶なチップ詐欺師のジンジャー(シャロン・ストーン)にエースが惚れて結婚したのが運のツキ。やがて3人は破滅の道をたどっていくことに・・・。

出演:ロバート・デ・ニーロ、シャロン・ストーン、ジョー・ペシ、ジェームズ・ウッズ、ドン・リックルズ、アラン・キング、ケヴィン・ポラック

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 恐ろしい結末だが、最高に面白い映画だと思う

この映画の最後は凄惨な結末であり、これはかなり後を引きずる。また、大きなポイントが、シャロン・ストーン扮するジンジャーに共感・同情が出来るか?という点だ。私は最初見た時には、吐き気を催すほど嫌悪感を覚えた。だが、幼馴染に対する愛情は、おそらく本物であり、その幼馴染に対してはハチャメチャな性格の真反対のもの全てを捧げているように見えた。少し同情する余地があるようにも思える。その他、自分が歳を取って気付くのだが、デ・ニーロの演技は本当に神がかっている。素晴らしい演技であった。ジンジャーに対する愛情が本物だと分かる演技であるし、カジノのオーナーとしての立ち振る舞いをパーフェクトにこなしていた。最高の役者である。シャロン・ストーンも凄いのだろうが、役柄だけに認めたくない。最悪な女だからだ。ジョー・ペシはいつもの通り、与えられた型通りの演技を行っていた。彼でなくてはならない役だったとも思える。

★★★★☆ 面白い!!

この映画は、カジノとその裏の世界を詳細によく描写していると思う。マフィアにおける裏世界の知識としてもとても勉強になる。ロバート・デニーロ/シャロン・ストーン/ジョー・ペシはそれぞれの個性ある役を嫌味すぎるほどに良く表現している。特にシャロン・ストーンは配役のジンジャーのどうしょうも無さを良く演じていますね。女が金だけで動くわけではないということ。女の性の怖さもあるが、それが逆にエースをひきたてているのではないか。マフィア映画として良く練られたストーリーにまとめられていますね。この種の映画は、やはりスコセッシ監督だから面白くできるのだと思う。

作品の詳細

作品名:カジノ
原作名:Casino
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:マーティン・スコセッシ、ニコラス・ピレッジ
公開:アメリカ 1995年11月22日、日本 1996年4月20日
上映時間:178分
制作国:アメリカ
製作費:5200万ドル
興行収入:1億1600万ドル
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