アカデミー賞10部門ノミネートに輝く本格的バレエ映画の名作
ストーリー:プリマ・バレリーナとして頂点を極め、現役で活躍するエマと、結婚をきっかけにバレエ界を引退したディーディー(シャーリー・マクレーン)。親友であり、かつてのライバルでもあったは2人はアメリカン・バレエ団の公演で20年ぶりに再会する。ほどなくエマの推薦で一流のバレエ団に入団したディーディーの娘エミリアは、早速バレリーナとしての才能を発揮し将来を嘱望される。そして同じバレエ団の青年ユーリと恋に落ちる・・・。
出演:シャーリー・マクレーン、アン・バンクロフト、ミハイル・バリシニコフ、レスリー・ブラウン、トム・スケリット、マーサ・スコット、アンソニー・ザーブ、マーシャル・トンプソン、ドナルド・ペトリ
★★★★★ バレエと人間模様ドラマのバランスが良い
ヒューマンドラマかと思いきや、以外とバレエシーンも多くしっかりしており、その辺のバレエとドラマの量関係がちょうどよい。バレエ映画と言えば、以外とテーマが限られ、2時間という映画枠に収めるのが難しそうですが、これは別々の生き方を選択した主役二人を軸に、周りの人間とバレエを上手くからめ、とても良い構成になっています。そしてミーシャが若い!珍しく彼の海賊が見られるのもバレエファンとしては嬉しく、中盤レスリー・ブラウンとのロミオとジュリエットシーンも素敵。彼女のキトリはイマイチでしたがね…それでもドラマとしてもバレエとしても、完成度の高いバレエ映画だと思います。
★★★★☆ 圧巻はバリシニコフの「海賊」
ナタリー・ポートマンの「ブラック・スワン」を見て思い出し、衝動買いしてしまった。この映画では本物のバレリーナの至芸を楽しむ事ができる。圧巻はミハイル・バリシニコフの「海賊」で、これを見るだけで一見の価値がある。若く、バレリーナとしての才能あふれるエミリア(レスリー・ブラウン)。彼女を孕んだ為にプリマを諦めた母(シャーリー・マクレーン)と、母のライバルで名付け親でもあり引退間近のプリマバレリーナのアン・バンクロフトが長年抱えてきた思いを激しくぶつけあう場面は爽快でもある。エミリアは母達のどちらの生き方を選ぶのだろうか、両方勝ち取る事はできるだろうか。邦題のせいで印象が弱いが、「ターニング・ポイント」というタイトルは内容に相応しく、もっと若い女性達に見て欲しい映画だ。
作品の詳細
| 作品名:愛と喝采の日々 |
| 原作名:The Turning Point |
| 監督:ハーバート・ロス |
| 脚本:アーサー・ローレンツ |
| 公開:1977年11月14日 |
| 上映時間:119分 |
| 制作国:アメリカ |
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