コメディー

モダン・タイムス

チャップリンが放つ、お金と機械にがんじがらめの時代を風刺したコメディ

ストーリー:オートメーション化された工場で働くチャーリーは、非人間的な労働のために正気を失い、工場を放り出されてしまう。そんな時に、彼はパンを盗んだ少女と知り合いになる。父を亡くした孤児の少女との生活のために、チャーリーは何とかして仕事を得ようとするが・・・。

出演:チャールズ・チャップリン、ポーレット・ゴダード、ヘンリー・バーグマン、ティニー・サンドフォード、チェスター・コンクリン、ハンク・マン、スタンリー・ブリストーン、アラン・ガルシア、リチャード・アレクサンダー、セシル・レイノルズ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ 日常で辛くなったら、これを観てほしいな

暮らしや仕事の中で動いてる大きな歯車。私たちは日々その歯車の一つにならないといけないんです。でも時々そういう世の中の流れ(仕事・勉強・家事・交際)についていけなくなって、ひとり孤独になる人も出てくる。人間がまるで羊の群れのように工場に押し寄せ、機械の奴隷と化す。(冒頭のシーン)映画の中でチャップリンは、社会(流れ作業)に適応できなくて孤立してしまいます。そんなときに彼は、貧困と悲しみで苦しむ少女と出会います。“歯車になれない2人”が手を取り合い、彼らなりに歯車になろうとする。ラストシーンの2人で道を歩く姿は、世界の評論家も絶賛するカットとなりました。現代にも通じる「人間らしさ」を求める想い。私生活でなんだか無意味に落ち込んだら、いつでもこの映画を観てほしいです。

★★★★☆ 現代日本も同じ?

舞台は産業革命のイギリス。有名な、工場の歯車の中に組み込まれてしまうシーンやストライキ、デモなど時代を反映した場面が随所に見られます。作品を観る前は「モダン・タイムス=高度工業化社会への皮肉」というイメージがあったのですが、物語の主題はむしろ、そんな時代の中でいかに幸せをつかむかにあるように思います。その幸せがささやかなものでも、そのために働く。なぜ人間は働くのだろう。むしろ働く目的って何なのだろう。作品を観ながら、そんなことを考えさせられました。そして舞台が18Cイギリスでも、現代日本を突きつけられているような気分でした。考えさせるだけでなく、チャップリン作品らしく笑えるシーンも本当に盛りだくさん!チャップリンの滑稽な演技はことばの壁を越えているといっていいと思います。誰もがオチを想像できてしまう、しかしだからこそハラハラして笑える。セリフがなくてもその動き、その表情で笑わせる。セリフがなくても笑えるなんて世界共通の笑いを心得ているとしかいいようがありません。笑えるけど、それだけじゃない。そんなチャップリンの傑作のひとつ、見る価値ありです!

作品の詳細

作品名:モダン・タイムス
原作名:Modern Times
監督:チャールズ・チャップリン
脚本:チャールズ・チャップリン
公開:1936年2月25日
上映時間:87分
制作国:アメリカ
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