戦乱のヨーロッパを駆けめぐる知られざる愛の大戦争!
ストーリー:ミュージカルの女王とヒットラーの側近貴族が結婚した。さあ大変、ドイツの世界征服を助ける一大事だ・・・。
出演:ジンジャー・ロジャース、ケイリー・グラント、ウォルター・スレザック、アルバート・デッカー、アルバート・バッサーマン、フェリケ・ボロス、ハリー・シャノン、ハンス・コンリード
★★★★☆ ケイリー・グラントの洗練されたコメディ演技を見よ
1938年のドイツに併合される直前のオーストリアから始まる。ジンジャー・ロジャース演ずるアメリカ娘とオーストリアの男爵との結婚が迫る中、ケイリー・グラント演ずるキャスターが取材として接触を図る。ロジャースとグラントのロマンティック・コメディを装った対独プロパガンダ映画。ロジャースの新婚旅行の行く先々が、ドイツの侵攻先となっていく。この前半部はまだロマンティック・コメディ感がある。フランスで写真館に到着して以降は、スパイ・サスペンスによる悲恋感が漂い出す。併せてプロパガンダ感も高まっていくが、最後は随分強引に勧善懲悪感を出す。これで良いのかねという終わり方。殆どがセット撮影。ナチスの実写フィルムも度々差し込まれる。撮影スタイルは、ウエストショットが中心、フルショットが組み合わされ、ニーショットもあるというオーソドックスなもの。アップショットは少ないが、パリの夜のレストランシーンでは多用される。レオ・マッケリーの安定した画面展開には感服。グラントの演技は絶好調。彼らしい洗練されたロマンティック・コメディの演技スタイルには見惚れた。ロジャースは気の強さを前に出す演技や、軽妙な演技は良い。ロマンティックな場面はイマイチ。ヒトラーは実写フィルムだけではなく、パリでは廊下を一瞬横切ったりもする。映画としての対独プロパガンダ度はかなり高いが、グラントとロジャースコンビのロマンティック・コメディとの組み合わせはイビツな出来映え。この題材で2時間近い上映時間は長過ぎるとも感じた。
作品の詳細
| 作品名:恋の情報網 |
| 原作名:Once Upon a Honeymoon |
| 監督:レオ・マッケリー |
| 脚本:シェリダン・ギブニー |
| 公開:1942年11月27日 |
| 上映時間:117分 |
| 制作国:アメリカ |
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