ブロードウェイのヒット舞台劇を、ビリー・ワイルダー映画の名脚本家I・A・L・ダイアモンドの脚色で映画化
ストーリー:自分には妻子があると偽って、若い女性のトニ(ゴールディ・ホーン)とつきあってきた独身主義者の歯科医ジュリアン(ウォルター・マッソー)。しかし彼女が自殺未遂事件を起こしたことから、ジュリアンもいよいよ身を固める決心をする。ところがトニは、それではあなたの奥さんが可哀想だ、ぜひ彼女と会って話がしたいと言い出す始末。仕方なくジュリアンは、長年自分の看護婦として働くオールドミスのステファニー(イングリッド・バーグマン)を即席の妻に仕立てて、トニと会わせる段取りをつけるのだが・・・。
出演:ウォルター・マッソー、イングリッド・バーグマン、ゴールディ・ホーン、ジャック・ウェストン、リック・レンツ、ヴィトー・スコッティ、アイリーン・ハーヴェイ
★★★★★ ほんの小さな出来事に
ゴールディ・ホーンの大出世作!嘘が嘘を呼ぶ恋愛コメディだが、なんと言ってもゴールディ・ホーンのかわいさと天真爛漫な演技に尽きるであろう。この映画でアカデミー助演女優賞を受賞したのも納得である。嘘ではなかったら本当にスキャンダラスだらけな内容におもしろさが凝縮されているのと悪い人が誰も登場しないとてもハッピーな映画であった!タイトルになっている「サボテンの花」は日本ではチューリップの歌の方が有名だがこの映画より付けられたことは間違いないだろう。はたしてサボテンの花とは誰のことなのかが最大の見どころだと思う。
作品の詳細
作品名:サボテンの花 |
原作名:Cactus Flower |
監督:ジーン・サックス |
脚本:I・A・L・ダイアモンド |
公開:アメリカ 1969年12月16日、日本 1969年12月20日 |
上映時間:103分 |
制作国:アメリカ |
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