クセ者キャストを揃え、軽妙なタッチで展開するギャンブル西部劇
ストーリー:今年も西部中に名を馳せた五人のギャンブラーが、年に一度のポーカーで大勝負する時期がやってきた。ダッジ・シティのホテルに集まったのは、娘の結婚式を抜けてきたドラモンド(ジェイソン・ロバーズ)、死刑のかかった裁判を中断した弁護士のハバショー(ケヴィン・マッカーシー)、葬儀屋のトロップ(チャールズ・ビックフォード)、牛買いのビューフォード(ロバート・ミドルトン)、そしてウィルコックス(ロバート・ミドルトン)。勝負もたけなわの頃、テキサスに向かう途中のメレディス(ヘンリー・フォンダ)と妻のマリー(ジョアン・ウッドワード)、利発な息子のジャッキーの家族がホテルに立ち寄る。チップを換金しているウィルコックスの姿を見たメレディスは、ハバショーに何が行われているのか質問する。たしなめるマリーに対して、メレディスはテキサスの農場ではゲームはもうしないので15分だけ見学させてほしいと頼み込み、マリーが鍛冶屋へと出かけている間、ジャッキーと共に五人のいる部屋へと入っていく・・・。
出演:ヘンリー・フォンダ、ジョアン・ウッドワード、ジェイソン・ロバーズ、バージェス・メレディス、チャールズ・ビックフォード、ケヴィン・マッカーシー、ロバート・ミドルトン、ロバート・ミドルトン、ポール・フォード、ジェラルド・ミチェノード、チェスター・コンクリン
★★★★★ 西部劇版・・・
内容についてはあんまり触れない方がこれから見る人のためだと思いますが、最初の方は一体何が始まろうとしているのか全然わからず、ようやく町の有力者や金持ち5人が集まって多額の金を賭けてポーカーゲームをやっているというのがわかってきます。そこへ通りかかったのがヘンリー・フォンダ一家で、フォンダは下手なくせに大のギャンブル好き。奥さんのジョアン・ウッドウォードは「友情ある説得」のドロシー・マクガイアのようなしっかり者。で、奥さんを騙してフォンダが全財産を賭けてポーカーに参加してしまう話。この映画を最初に観たときの感動は、きっと皆さんも一緒だと思いますが、まあ、ほんとうに、驚きました。最近こういう映画が無いですね。ウィル・スミスの『フォーカス』っていうのも面白かったですが、問題は「締めくくり」なんですよね。この映画は「締めくくり」がいいのです。邦題もいいし、役者も皆いい。奇跡の1本です。
作品の詳細
作品名:テキサスの五人の仲間 |
原作名:A Big Hand for the Little Lady |
監督:フィールダー・クック |
脚本:シドニー・キャロル |
公開:アメリカ 1966年5月31日、日本 1966年5月31日 |
上映時間:95分 |
制作国:アメリカ |
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