ドラマ

楽聖ショパン

「別れの曲」のエルンスト・マリシュカの原作をチャールズ・ヴィダーが監督した作品

ストーリー:フレデリック・ショパン(コーネル・ワイルド)が10歳の時音楽の先生ジョゼラ・エルスナー(ポール・ムニ)は天才少年のために進むべき1つの道を、ショパンの父に申 し出た。1つはパリへ行って演奏会を聞くこと、1つは祖国ポーランドのために大音楽を作曲することであった。第1の思いつきは貧乏のために果たすことが出来ず、月日は流れてショパンが22歳の時、ポーランドは革命騒ぎで、彼はエルスナー教授と共に、動乱の祖国を去ってパリへ赴いた。パリに着くとエルスナーは愛弟子を当時有名な音楽興行師プレイエル(ジョージ・カラリス)のもとへ伴った。2人が追い帰されようとした時、フランツ・リスト(スティーヴン・ベカシー)が何気なくショパンの曲をピアノで弾き始めた。ショパンもやがてピアノを弾き、二重奏となった。天才は天才を知り、2人の友情の絆は結ばれ、プレイエルはショパンのために独奏会を開く準備を始めた。そのリサイタルの日、彼の親友たる革命の志12人が捕縛され、1人が死んだという知 らせを受けたのだった・・・。

出演:コーネル・ワイルド、ポール・ムニ、マール・オベロン、スティーヴン・ベカシー、ニナ・フォック、ジョージ・カラリス、シグ・アルノシュ、ダーレン・マクギャヴィン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ マール・オべロン演じるジョルジュ・サンドの印象が強い!

ショパンといえば、祖国ポーランドを想う名曲を紡ぎ出したピアニストとして知られているが、その肖像画からもうかがえるように、女性にもてるイケメンだった。ジョルジュ・サンドとの恋愛は有名だが、この映画でサンドを演じている、マール・オベロンの残す印象が強い!ローレンス・オリビエと共演した映画『嵐が丘』で、主人公にとっての永遠の恋人、キャサリン役でブレイクしたこの女優は、ショパンの恋人役でも、男性に対する影響力の大きな、魔性のごとき魅力を、感じさせるのだ。この映画を観ていると、オべロンの「サンド」と出会わなければ、ショパンはもっと長生きできたのではないか、と思わせてくれる。事実、「サンド」の別荘がある島へ行ってからのショパンの健康状態は、悪化の一途をたどるのである。(島の気候がよくなかったから、なのかもしれないが、一緒に暮らす女性の影響もあるのかも)ショパン役の俳優もよく演じているけれど、「サンド」の姿が脳裏に浮かんでしまう映像であった・・・。※ ショパン好きな人には、ぜひ鑑賞してほしいです!(この作品のほかにも、『別れの曲』というタイトルの映画もありますよ。)

作品の詳細

作品名:楽聖ショパン
原作名:A Song to Remember
監督:チャールズ・ヴィダー
脚本:シドニー・バックマン
公開:アメリカ 1945年1月18日、日本 1949年7月12日
上映時間:112分
制作国:アメリカ
製作費:200万ドル
興行収入:700万ドル
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