フランケンシュタイン・モンスターの決定的なスタイルを確立し、希代の怪奇俳優としてポリス・カーロフの出世作となった衝撃のホラー傑作!
ストーリー:科学者フランケンシュタイン(コリン・クライヴ)は、生命の復活をさせるべく、狂気的な研究に没頭していた。ある日、繋ぎ合わせた死体に落雷の大電力を使って、ついに人造人間(ボリス・カーロフ)を誕生させるが、実は移植した脳は凶悪殺人犯のものだった怪物として生を受けた人造人間は、次々に人間を惨殺しながら街を彷徨う。フランケンシュタインは怪物を捕らえるために立ち上がるのだが・・・。
出演:ボリス・カーロフ、コリン・クライヴ、メエ・クラーク、ジョン・ボールズ、エドワード・ヴァン・スローン、ドワイト・フライ、フレデリック・カー、ライオネル・ベルモア、フランシス・フォード
★★★★★ 世界一有名な怪物の名作です!
有名な「フランケンシュタイン」の古典中の古典です。フランケンシュタインの怪物と言えば、大きな体に平らな頭、突き出した額、ボルトの刺さった首というイメージがありますが、それらのイメージはずべてこの映画で作られたものです。フランケンシュタインという名前の若き研究者が、神の領域である生命復活の実験に取り組みます。墓場から死体を掘り起こし、生命を与えようとするのですが、助手が盗んできた脳みそが犯罪人のものであったために、怪物は次々と人を殺し始めます。モノクロの古いフィルムに焼き付けられた怪物の姿は今見ても恐ろしく、また怪物と少女が出会う有名なシーンはとても美しいながらも、怪物の悲しみをはらんでいて、考えさせられます。人々が婚礼のお祭をしている最中に姿を現した怪物。そしてたいまつを手にした人々に追われる怪物。どこか怪物に同情してしまう、悲哀に満ちた作品になっています。現在ではヒトクローンの技術が現実味を帯びておりますが、一世紀あまりも前に、人の手によって誕生する生命という問題を扱っていたことには驚かされます。ぜひ、ご覧ください。
作品の詳細
作品名:フランケンシュタイン |
原作名:Frankenstein |
監督:ジェームズ・ホエール |
脚本:ギャレット・フォート、フランシス・エドワード・ファラゴー、ロバート・フローリー |
公開:アメリカ 1931年11月21日、日本 1932年4月26日 |
上映時間:71分 |
制作国:アメリカ |
製作費:26万ドル |
興行収入:1200万ドル |
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