『映画』北海ハイジャック

北海ハイジャック

爆破のタイムリミットは24時間。実現不可能な使命を帯びた男たちが、北海を駆ける!

ストーリー：ノルウェー海の沖にそびえたつ巨大な油田基地に、新聞記者を装って凶悪なテロリスト集団が侵入。冷酷で頭脳明晰なクレイマー(アンソニー・パーキンス)をリーダーとする一味は爆弾を仕掛け、政府相手に2500万ポンドの大金を要求する。残された猶予はあとわずか。英国首相は海軍将官ブリデン卿を派遣、フォルクス(ロジャー・ムーア)率いる腕利きダイバーチームに事態の収拾を託した・・・。

出演：ロジャー・ムーア、アンソニー・パーキンス、ジェームズ・メイソン、マイケル・パークス、デヴィッド・ヘディソン、ジャック・ワトソン、ジョージ・ベイカー、ジョージ・ベイカー、デイヴィッド・ウッド、ジェニファー・ヒラリー

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆　こりゃ結構おもろいでっせ！

タイトルそして主演がロジャー・ムーアという点から何やら、ド派手なアクション物を期待するかもしれませんが、テロリストの親玉がサイコ＝アンソニー・パーキンスですから、どちらかと言えば、地味なサスペンス作品です。兎に角、この映画の面白い点は､当時ジェームス・ボンド（部類のエロ親父）役で食っていたロジャー・ムーアが大の女嫌い軍人という皮肉な役柄を巧妙に演じきっているところです。自分の唯一の家族は飼い猫であり、趣味は編物と正に人を食った役をあの大根役者が珍妙に見せてくれます。主役がこれだからストーリーも、ユーモアを随所に散りばめた、非常に楽しめる作品となっています。アンソニー・パーキンスも相変わらず無表情なサイコチックな演技を披露しており、Ａ級半的な作品が好きな方には、お薦めします。