2010年に『トゥルー・グリット』としてリメイクもされた西部劇『勇気ある追跡』の続編
ストーリー:大酒飲みで隻眼がトレードマークの保安官ルースター・コグバーン(ジョン・ウェイン)は、職務を遂行するためとはいえ、多くの犯人を殺してしまったことで役職を解かれてしまう。そんなある日、悪漢ホーク(リチャード・ジョーダン)一味がニトログリセリンを奪って逃走する事件が発生。ホーク一味を逮捕するという条件で復職を許されたコグバーンは、さっそく追撃を開始する。まもなく小さな町にたどり着いた彼は、ホーク一味がすでにその町を荒らし回った後であることを知る・・・。
出演:ジョン・ウェイン、キャサリン・ヘプバーン、アンソニー・ザーブ、リチャード・ジョーダン、ジョン・マッキンタイア、ポール・コスロ、ジャック・コーヴィン、リチャード・ロマンチート、レイン・スミス、ストローザー・マーティン
★★★★☆ 異色スター夢の共演
畑違いの2大名優の共演というだけでゾクゾクしてくる。確かにウェインの領域にヘップバーンが訪れたというのが正しいが、ヘップバーンの西部劇ものがこんなに板に付くとは正直思っていませんでした。全体的にはウェインを引き立てている演技力にどこか優しさがにじんでいた。これまでも多くの男優と肩を並べ、負けず嫌いの強い性格がアメリカ女性のシンボリックとなってきた。そして、相手がハリウッド一の豪傑スターであるウェインも、これまで以上に豪快な演技を見せてくれた。二人は同い年でどこかピッタリといくところが観ていても非常に楽しい。ストーリーはいたって単純でしたが、オレゴンの美しい大自然を背景にゆったりと観るのも実にいい。
作品の詳細
作品名:オレゴン魂 |
原作名:Rooster Cogburn |
監督:スチュアート・ミラー |
脚本:チャールズ・ポーティス |
公開:アメリカ 1975年10月17日、日本 1976年10月4日 |
上映時間:108分 |
制作国:アメリカ |
製作費:1000万ドル |
興行収入:1700万ドル |
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