夜のロスアンゼルスを舞台に、『48時間』のウォルター・ヒル監督がスタイリッシュな映像美でまとめあげた、フィルム・ノワール調カーアクション映画の傑作!
ストーリー:その男“ドライバー”(ライアン・オニール)は銀行ギャングや強盗の逃走を請負うプロの逃がし屋。彼のドライビング・テクニックは巧みでベテランのパトカーさえも追いつけない。彼を執拗に追う“デイテクテイブ[刑事]”(ブルース・ダーン)は“ドライバー”の逮捕に執念を燃やしていた。そこで“刑事”は“ドライバー”に罠をかけるべく強盗と取り引きをする。しかしそれに気づいた“ドライバー”は逃走を図ろうとするが、そこに“プレイヤー[賭博師]”(イザベル・アジャーニ)という美女のギャンブラーが現れ・・・。
出演:ライアン・オニール、ブルース・ダーン、イザベル・アジャーニ、ロニー・ブレイクリー、マット・クラーク、フェリス・オーランディ、ジョセフ・ウォルシュ、ルディ・ラモス、ウィル・ウォーカー
★★★★★ やせ我慢する男たち
まったくの個人的な考えだが、イイ男の条件の一つに「やせ我慢する男」が挙げられる。ヒル監督作品の主役を張る男たちは一部の例外を除いて、ほとんどが感情をあまり出さない、カッコイイ男たちである。その中でもこの「ザ・ドライバー」は最高峰。車の窓ガラスごしに銃を撃つシーンは痺れる!
★★★★☆ カーアクション&ハードボイルド
夜のロサンゼルスを舞台にしたカーチェースが見どころのハードボイルドアクション。ギャングや強盗の逃走を助ける請負運転手(ライアン・オニール)は、腕の立つ孤高のドライバーで頭もキレる。そんな彼は、その優秀さゆえ、警察の執拗なマークに合い、遂には一騎打ちの対決に。逃し屋のプロ根性が勝るか、それとも警察の執念が勝るか、最後まで目が離せない。ストーリーは凡庸だが、カーアクションの迫力は満点。いうまでもなくイザベル・アジャー二の美貌にも注目。
作品の詳細
作品名:ザ・ドライバー |
原作名:The Driver |
監督:ウォルター・ヒル |
脚本:ウォルター・ヒル |
公開:アメリカ 1978年7月28日、日本 1978年9月2日 |
上映時間:91分 |
制作国:アメリカ |
製作費:400万ドル |
興行収入:490万ドル |
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