前作「ある愛の詩」で最愛の妻を亡くしたオリバーが、絶望の淵から甦り新たな自分の人生を見出す姿を描いた作品
ストーリー:ニューイングランドの教会では、不治の病で死んでいったジェニーの柩を囲んで多くの人々が悲しみに沈んでいた。その人々が去った墓地に、1人残ったオリバー(ライアン・オニール)は、柩が消えていくのを樹陰から見守っていた。法律事務所で働く彼は、新しく借りたマンハッタンのアパートで、ただ仕事に励んででいた。彼が定期的に通っている精神分析医の博士は、オリバーの沈んだ気持ちをひきたたせるために彼に以前のようにスポーツに励むよう推めた。博士の言葉で久しぶりにスケート靴を出したオリバーは、セントラル・パークのスケート・リンクに出かける。しかし、氷はすでに落とされ、がっかりしながら氷のないリンクを眺めていた。そんな彼の耳に軽やかな女性の笑い声が入ってきた・・・。
出演:ライアン・オニール、キャンディス・バーゲン、レイ・ミランド、エドワード・ビンズ、ベンソン・フォン、チャールズ・ヘイド、スージー・カーツ、ニコラ・パジェット、ジョセフ・ソマー
★★★★☆ 柳の下に
思い入れのつよい作品の続編がつくられて 主人公が過去を捨てて新しい幸せを 見つけたりすると、裏切られたような気持ちに なることがあるのですが、本作品は気持ちよく見られた作品でした。キャンデス・バーゲンはさすがの貫禄で綺麗ですが、社会的に成功し活躍するキャリアウーマンという役柄であり、双方にあまり愛の高まりが感じられないです。オリバーが引退する父と和解するのはよかったのですが、前作で父に反抗していた主人公の子どもっぽさを 感じてしまいます。もう続・続編はつくられませんでしたが、シーガルの原作は実話を元にしたそうなので、その後の主人公の行く末も知りたいと思いました。
作品の詳細
作品名:続・ある愛の詩 |
原作名:Oliver’s Story |
監督:ジョン・コーティ |
脚本:ジョン・コーティ、エリック・シーガル |
公開:1978年12月15日 |
上映時間:91分 |
制作国:アメリカ |
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