スリラー

刑事マディガン

捜査の失敗から凶悪犯に拳銃を奪われたベテラン刑事が逃走した犯人を執拗に追い詰めていく姿を、ハードボイルドかつリアリスティックに描いた硬派な刑事ドラマ

ストーリー:ニューヨークのスパニッシュ・ハーレム地区。刑事マディガン(リチャード・ウィドマーク)と相棒のロコ(ハリー・ガーディノ)は、凶悪ギャングのベネシュのアパートに踏み込み任意同行を求める。しかし、わずかな隙を突かれ、マディガンは拳銃を奪われた上にベネシュに逃げられてしまう。敏腕だが自己流の捜査で問題視されていたマディガンの失態を重く見た警視総監ラッセル(ヘンリー・フォンダ)は、彼に72時間以内にベネシュを逮捕せよと厳命を下す。一方、家庭を顧みない仕事中毒の彼は、不満を募らせる妻の機嫌を取ることにも神経を使わなければならなかった。そんなある日、とうとう奪われた銃を使った殺傷事件が発生する・・・。

出演:リチャード・ウィドマーク、ヘンリー・フォンダ、インガー・スティーヴンス、ハリー・ガーディノ、ジェームズ・ホイットモア、スーザン・クラーク、マイケル・ダン、シェリー・ノース、ドン・ストラウド、スティーヴ・イーナット、アル・ルーバン

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★☆ マディガンにみるハリー・キャラハンの面影

原作はリチャード・ドハティーの同名小説を、あの『ダーティ・ハリー』でお馴染みのドン・シーゲル監督が映画化した。鬼刑事マディガンが一瞬の油断から容疑者に拳銃を奪われ、一方市警本部長のラッセルは部下が不正に加担した事実が明るみに出て、警察の信頼が失われようとしている事態に直面していた。原作においては、本部長にかなりの比重を置いた内容となっていたが、映像の方はマディガンに主眼が置かれた作りとなっていて、この部分はどうだったのだろうか?という気がします。次のステージ『ダーティ・ハリー』の足掛かりともなった、この作品は随所にその雰囲気が感じられる内容となっている。

作品の詳細

作品名:刑事マディガン
原作名:Madigan
監督:ドン・シーゲル
脚本:エイブラハム・ポロンスキー、ヘンリー・シムーン
公開:アメリカ 1968年3月29日、日本 1968年4月5日
上映時間:101分
制作国:アメリカ
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