西部開拓時代のアウトロー、ビリー・ザ・キッドの伝記映画
ストーリー:12歳の時父の仇を討って以来無法者渡世をするようになったお尋ね者のビリー・ザ・キッド(ロバート・テイラー)は、リンカンの町に忍び込んで、シェリフに拘禁されていた友人のペドロを救け出した。町のボスで牧場主のヒッキーは、商売仇キーティング(アイアン・ハンター)の牛を追い払う仕事をビリーに持ちかけ、たやすく引き受けた彼は約束通り牛群を暴走させてやった。この時キーティング側から現われたのがビリーの旧友ジム(ブライアン・ドンレヴィ)で、彼はさかんにキーティング側につけとすすめるのだった。翌日ビリーはキーティングにあい、町の浄化がヒッキーのために妨げられている次第を聞かされた・・・。
出演:ロバート・テイラー、ブライアン・ドンレヴィ、アイアン・ハンター、メアリー・ハワード、ジーン・ロックハート、ロン・チェイニー・Jr、ヘンリー・オニール
★★★★☆ ビリー・ザ・キッドは脇において
往年の美男俳優ロバート・テイラーがどれだけ美男だったか、というのをこの作品で知りました。馬術競技か?!と思うようなやたら美しい騎乗姿、西部の男にしちゃエレガント過ぎるし『キッド』というには貫禄ありすぎ。歌の上手な酔いどれメキシカンと仲良くしたり、子牛を抱いて旧友とカントリーライフを楽しんだりと可愛げを発揮するものの、まさかの結末が。ラストシーンの対話と緊迫感に重みがあって、古典的西部劇の一本として満足感ありました。
作品の詳細
作品名:最後の無法者 |
原作名:Billy the Kid |
監督:デイヴィッド・ミラー |
脚本:ジーン・ファウラー、ハワード・エメット・ロジャース、ブラッドバリー・フット |
公開:アメリカ 1941年11月10日、日本 1953年1月10日 |
上映時間:94分 |
制作国:アメリカ |
製作費:140万ドル |
興行収入:240万ドル |
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