東西冷戦下のドイツに展開するスリルに満ちたスパイ・サスペンス!
ストーリー:アメリカからデンマークへと向う一隻の客船。この船には、コペンハーゲンで開かれる国際会議に出席するため、アメリカ人物理学者マイケル・アームストロング(ポール・ニューマン)と彼の婚約者で秘書のセーラ(ジュリー・アンドリュース)が乗っていた。そんな彼に一通の電報が届く。エルム書店で一冊の本を受け取れという内容だった。ホテルに着き、セーラに取ってきてもらった本を開いたマイケルは急に東ベルリンへ行くと言い出す。不審に思ったセーラは彼を問いただすが、コペンハーゲンで2、3日待っているようにと言い残してマイケルは空港へと向うのだった・・・。
出演:ポール・ニューマン、ジュリー・アンドリュース、ギュンター・シュトラック、ハンスイェルク・フェルミー、ルドウィヒ・ドナート、ヴォルフガング・キーリング、リラ・ケドロヴァ、モート・ミルズ、タマラ・トゥマノワ
★★★★★ 火事だ。
東西冷戦が大きな問題になっていた頃、作品自体にスリルやサスペンスを感じたのかもしれません。学問的に純粋な物理学者を騙すポール・ニューマンのしたたかさが印象に残ります。バスの追跡の場面はよく出来ています。
★★★★★ エキセントリックな仕掛けが次から次へと
冷戦下の東ドイツを舞台に、ある秘密兵器のノウハウをめぐってアメリカのスパイと、これを追う当局員が秘術を尽くして争い合う。ポール・ニューマン扮するアメリカのスパイとこれを援ける地下組織が絡んで、常識では考えられない逃走劇を演じる。その見せ場はいくつもあるが、組織のアジトで3者が繰り広げる死闘シーンは凄い。腕利きの当局員に逆手をとられて危機に瀕したニューマンを救うため、この農婦はどうしたか。組織のため、あるいは思想信条のためか、もっと言うなら女の魔性というやつか、と思わせるようなシーンが最大の見せ場。
作品の詳細
作品名:引き裂かれたカーテン |
原作名:Torn Curtain |
監督:アルフレッド・ヒッチコック |
脚本:ブライアン・ムーア、ウィリス・ホール |
公開:アメリカ 1966年7月14日、日本 1966年10月22日 |
上映時間:128分 |
制作国:アメリカ |
製作費:300万ドル |
興行収入:1300万ドル |
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