企業社会を舞台に、産業スパイの女性を通し、入り乱れる人間関係や情報における駆け引きを描いた、オリヴィエ・アサイヤス監督が贈るエロティック・サスペンス!
ストーリー:フランスの大企業ヴォルフ社に勤める敏腕女性社員ディアーヌ(コニー・ニールセン)。彼女はチームの一員として、開発力はあるが資金力のない日本企業“東京アニメ社”の買収交渉を進めていた。また一方で、ヴォルフ社の新しいウェブサイトの独占権獲得を争う“マンガトロニクス社”と“デーモンラヴァー社”の案件にも携わっている。だがディアーヌは、実はデーモンラヴァー社の交渉阻止を目論むマンガトロニクス社によってヴォルフ社へ送り込まれた産業スパイだった。彼女はまずリーダーのカレン(ドミニク・レイモン)をはめ、その計画を進めていくのだが・・・。
出演:コニー・ニールセン、クロエ・セヴィニー、シャルル・ベルリング、ジーナ・ガーション、ジャン=バプティスト・マラルトル、ジュリー・ブローシェン、大森南朋、山崎直子
★★☆☆☆ ストーリーに魅力感じず・・・
コニー・ニールセン(デンマーク人)とクロエ・セヴィーニ(アメリカ人)がフランス人役という不思議なキャスティング。東京とパリが舞台だし、なんだか多国籍な雰囲気をだしたんかっただろうけど、アダルトアニメ・や拷問ウェブサイトをめぐる産業スパイのお話ってのがまず興味が持てないし、ストーリー展開がチンタラ、スピード感のないナルシストっぽい映像も退屈・・・。過激なウェブサイトや暴力的な性衝動に警笛を鳴らしているのか、推奨してるのかもわからない中途半端なストーリーと過激映像にも疑問。コニーとクロエという女優の持つミステリアスな魅力とソニックユース&ジム・オルークの音楽があったのでなんとか最後まで我慢して見たようなもの。そうじゃなければ途中でやめてたかも。
大森南朋もちらっと出てるし、主演の二人と音楽・・・もしくはアダルトアニメとか拷問みたいなもの・・のどれかに興味がある人はみてもいいと思うが、それ以外の人にはおすすめできない。特典映像のインタビューでクロエ・セヴィーニが、この映画の衣装(確かにダサ)やら監督のやり方をケチョンケチョンにけなしてるのは面白かったけど・・・。
作品の詳細
作品名:DEMONLOVER デーモンラヴァー |
原作名:Demonlover |
監督:オリヴィエ・アサイヤス |
脚本:オリヴィエ・アサイヤス |
公開:フランス 2002年11月6日 |
上映時間:115分 |
制作国:フランス |
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