ホラー

コミュニオン/遭遇

ホイットリー・ストリーバーの自らの実体験を基にした同名小説を映画化したSFドラマ

ストーリー:1947年、テキサス。2歳のホイットリー・ストリーバーとその家族は、ある日異星人との奇妙な接触を経験するが、あまりに幼かったウィットリーの記憶に残るはずもなかった。それから40年近い歳月が流れ、今は流行作家となったホイットリーであったが、休養に行った彼の別荘で再び異常な体験をすることになる。突然彼の前に異星人が現れ、彼にしきりにコンタクトをとろうとしてくるのだ。事の異常さに怯えた彼は自分の頭を疑い、精神科医にまで相談する。しかし、彼の精神は正常であり、更にまた彼の他にもの多くの同じ体験を持つ者の存在を知った時、彼はようやく異星人の接触を受ける決心をする・・・。

出演:クリストファー・ウォーケン、リンゼイ・クローズ、ジョエル・カールソン、フランシス・スターンハーゲン、アンドレアス・カツーラス、テリー・ハノーアー、ジョン・デニス・ジョンストン、ディー・ディー・レッシャー、アイリーン・フィッツパトリック、R・J・ミラー、ホリー・フィールズ、ポーラ・ショウ

視聴者の声【Amazonレビューより】

★★★★★ コミュニオンはキリスト教の”信仰仲間”の意味です

UFOやエイリアン・アブダクションの話は、ある程度まで実際に起こった事件に材をとっていることが多い。もちろん物語としての脚色はあるが、問題はそれが科学的な想像力を伸ばすか潰すかであって、前者ならば一見するとむしろ事実の拡大解釈みたいなものでも歓迎なのだ。コミュニオンでは神話や潜在意識、民俗学みたいなUFO現象の理解になっている。これはアブダクション事件を退行催眠から得た情報のいくつかある解釈の中の一つとしてとらえてよい。日本のテレビのように、宇宙人はいるかいないか式のばかげた問答を繰り返すのではなく、”宇宙人”という言葉そのものの定義を問題にしている。イギリスにいた時、英国ニュースダイジェストの取材の過程で、バッド・ホプキンズやハリー・ハリスの調査にめぐりあったのを思い出す。ファイアーインザ・スカイのUFOに関する映画みたいに、どうして日本は莫大な予算をかけて、このような実際に起こった事件の科学的・想像力開拓のために投資できないのか?安いタレント、安いバラエティ形式、安い番組制作費、安い論争、は科学の発展を阻害するだけでなく、なにより想像力の欠如が国全体を貧乏に導く。ところで、科学や宗教のリッチな恩恵を十分に得ていたのが、17世紀のオランダの画家・フェルメールである。詳しくは「宇宙に開かれた光の劇場」上野和男・著を読むことをお薦めする。

作品の詳細

作品名:コミュニオン/遭遇
原作名:Communion
監督:フィリップ・モーラ
脚本:ホイットリー・ストリーバー
公開:1989年11月10日
上映時間:105分
制作国:アメリカ
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